こぶたのラッパ » 4月 2015

Monthly Archives: 4月 2015

MAKE 日常 沼島

太鼓の台の製作

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5. 木工ボンドでとめて出来上がり。

今住んでいる家のすぐ裏には山があり、山へと続く道もきれいに整備されています。
沼島には島中の山をぐるりと歩けるようなトレッキングコースがあり、先日は全4時間コースのうちの半分くらいを家族で歩いてきました。

沼島といえば海!釣り!という人が多いためでしょうか、トレッキングコースはいつも人気がなく、の~んびりと歩くことができます。

昨日はそんな山で拾ってきた木の枝を使って、子どもが持っているミニ大鼓の台を作ってみました。

1. 太めの枝を7センチ位の長さに切り揃えます。

1. 太めの枝を7センチ位の長さに切り揃えます。

2. 太鼓の大きさに合わせて、細い枝を4つ同じ長さに切ります。

2. 太鼓の大きさに合わせて、細い枝を4つ同じ長さに切ります。

3. 太い方の枝に、細い枝を挿しこむためのあなを開けます。

3. 太い方の枝に、細い枝を挿しこむためのあなを開けます。

4. 穴に細い枝が入るよう、ナイフで調整

4. 穴に細い枝が入るよう、ナイフで調整

5. 木工ボンドでとめて出来上がり。

5. 木工ボンドでとめて出来上がり。

置く位置によって叩いた時の音が変わりますので、一番いい音のところを見つけるまで時間がかかります。
表、裏のどちらでも使えるので、ベストポジションを探してみたいと思います。

あと、4番めの写真の写っている青いのは、先日お隣りさんからもらった古いバインダーをナイフで加工して作った、レゴブロックの色分け用ケースです。
木工にもすごく便利でいい!

日常 沼島

沼島(ぬしま)への引っ越し

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船の舵も触らせてもらいました。

ニ年の間お世話になった津井を離れ、3月末に沼島(ぬしま)へ引っ越しました。
津井と沼島は同じ南あわじ市ですが、津井が淡路島の瀬戸内海にあるのに対し、沼島は太平洋側に浮かんでいます。

我が家はこれまでも何度か引っ越しがあったのですが、間違いなく一番難易度の高い引っ越しでした。

  • 津井から土生港まで2トントラックで三往復(片道50分)。
  • 土生港にてチャーターした船に荷物積み込み。
  • 沼島港からはお借りした軽トラ2台に荷物を載せかえて、新居近くの道路まで運び込み。
  • 家はかなり奥まったところにあるため、軽トラから下ろした荷物を3台の台車で家まで運び込み。

船を津井の港湾につけてもらえればもう少し楽だったろうなあ・・・
津井の友人、その友人の友人、沼島港で軽トラへの載せかえを手伝って下さった方々のおかげで、一日がかりの引っ越しは無事に終えることができました。

沼島見えてきたー!というのはウソで、土生港から見えてます。 沼島汽船でちょうど10分の距離。

沼島見えてきたー!というのはウソで、土生(はぶ)港から見えてます。
沼島汽船でちょうど10分の距離。

船の舵も触らせてもらいました。

船の舵も触らせてもらいました。

沼島に引っ越してきて早20日間。
息子の入学式も終わり、小学校の全校生徒の名前も全員覚え(息子を入れて11人)、釣りの本も図書館で借りてきて、少しずつ新しい生活に馴染もうとしているところです。
沼島の皆さま、どうぞよろしくお願いします。

日常 淡路島

津井の「的射の儀」に出させてもらいました

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的射の儀

去年はだんじり祭りに参加しましたが、今年はなんと!的射の儀(まといのぎ)という神事に呼ばれて、およばずながら細腕をさらけ出して来ました。

的射の儀というのは津井春日神社の春の大祭で催される神事で、6人の男衆がそれぞれ30本の矢を的に向かって放ち、悪霊(鬼)祓い・五穀豊穣・家内安全を祈願するものです。
南あわじ市の重要無形民族文化財に指定されています。

的射の儀にて。全員で矢をつがえる様子

的射の儀にて。全員で矢をつがえる様子

以前は津井の各地区が順繰りに持ち回りで行っていたそうですが、人が少なくなってきたため、最近では全地区から射手を募るように変わったそうです。
また、これも以前は射手を選ぶのに「若くて未婚の長男男子」といった条件があったそうですが、今は全て一致していなくても良いことになっています。
私の場合「男子」しかマッチしていないわけですが、ご近所には条件から外れていたとか、ちょうど属している地区の持ち回りの時に住んでいなかったなどの理由で射手になったことがない方が結構いて、何だか申し訳ないなと思ってしまいます。

射手に選ばれた後、祭りの1ヶ月まえから週二回集まって、練習を行います。
矢を射る前には舞のような型があり、矢の構え方や放ち方など六人の息がそろうよう練習を繰り返しました。
何といっても矢を射る瞬間が一番面白く、真ん中に当たる当たらないは神事の出来に関係ないと言われつつも、やはりど真ん中に当たるのを狙って競うように何度も矢を打ち続けました。
今年は20代が4人、30代が2人の計6人でしたが、とても気の合う顔ぶれだったため、いかに上手に弓矢を扱えるか情報共有し続けられて、最後まで楽しい1ヶ月間でした。

舞の様子

舞の様子

本番の日。津井の公民館に朝6時から集まり、毎年着付けをしてくださる方がいらっしゃって、人生初の裃(かみしも)・袴(はかま)に袖を通します。
射手の保護者(妻帯者の場合は妻)がお手伝いとして参加してもらうことになっており、うちは6歳の子どもも一緒に来たので、厳かな雰囲気というよりはわいわいとにぎやかに写真を撮ったり話をしたりしていました。

1ヶ月間練習で指導して下さった昨年の大舞(おおまい。的射の儀の最初に行われる特別の演技)担当のかずやさんや、的射の儀そのものを取りまとめされている総裁・副総裁、その他多くの役の方々も、みな今日の晴天を喜び、楽しんでらっしゃるようでした。
この1ヶ月間めっちゃ大変でしたもんね。

皆でお膳の朝食を頂いた後、まず隆泉寺にお参りします。
神事の前にお寺に参るのは不思議な感じもしますが、話せば長い津井独特の歴史ゆえに必要なことのようです。

その後下駄を鳴らしながら、小高い場所にある春日神社まで歩きます。
この日はぽかぽかと暖かい春の陽気で、とにかく心配だった雨の心配もなくなり、何となくうきうきとした気分で風景を楽しみました。
もし雨だった場合は屋根もテントもない場所で、2時間立ったり座ったりの憂き目に合うことになるので、本当にラッキーでした!

とにかく今年一番のいいお天気でした!

とにかく今年一番のいいお天気でした!

この時点で朝の9時半くらいでしょうか。
だんじりもボチボチねり歩き始めたところで、たいていの人はだんじりを見に行っています。
私も去年はだんじりの方でしたので、こんなことが春日神社で行われているなんて何も分かっていませんでした。
もし津井の春の大祭を見に行こうと思われている方は、ぜひ朝の9時半から春日神社に的射の儀を見に来て下さいね。
特に美しい大舞は最初の15分しか見られませんので・・・

大舞の様子。ゆったりとした中にも緊張感のある時間です。

大舞の様子。ゆったりとした中にも緊張感のある時間です。

今年の大舞はミニビリヤード仲間のマーキーさんで、津井に次々と新しい風を送り込んでいるとにかくバイタリティのある人です。
前年のかずやさんの大舞は柔らかな身のこなしがとても美しかったのですが、今年のマーキーさんの大舞は一つ一つの体のパーツを意識した、非常に端正な舞でした。

15分間の大舞の後、ついに全員で30本の矢を打ち続けます。
一度に2本の矢を「矢拾い」の子どもから受け取り、1本ずつ放ちます。
それを7セット+5セット+3セット=計15セット繰り返します。

矢拾いの子どもから、矢を受け取るところ

矢拾いの子どもから、矢を受け取るところ

矢を放つ一回ごとに短い舞を行うのですが、弓矢を構えたままぐるりと1.5回転(後ろに半回転+さらに360度の一回転)します。
練習初めのころは単に舞を舞っているだけだと思っていましたが、練習の終わり頃に、これは体の中心を見つけるために必要な手順なのではないかと思うようになりました。
実際この1.5回転がうまく出来た時は、矢もうまく的に当たるのです。
ゆっくりと回転するため、短気な私はつい回転速度が速まってしまっていたのですが、これに気づいてからはじっくりと丁寧に回転するよう心がけるようにしましたよ。

私の好きな一枚。本殿側からの眺めなので、神様から見たらこんな感じでしょうか。

私の好きな一枚。本殿側からの眺めなので、神様から見たらこんな感じでしょうか。

あとから妻に聞いたところ、誰が的に当たって誰が外れたかは、横から見ていても全然分からなかったそうです。
ですが、矢を放つ本人たちからはよく分かるため、何度も何度も放ちながらも、うまく当たった!とか的にすら当たらなかった・・・など一喜一憂しています。
それでも6人全員、練習の成果を出しきることが出来たのではないでしょうか。
私自身は最初の一本と最後の一本がど真ん中に当たったので、それだけで大満足しています。

資料として毎年写真や動画を保存されているそうです。 たくさんの写真を頂きました。

資料として毎年写真や動画を保存されているそうです。 たくさんの写真を頂きました。

そして今年の的射の儀がスペシャルなのは、津井に住む写真家の山田脩二さんが一連の写真を撮ってくださったことです。
今回アップしている写真はすべて山田さんによるもので、もったいないやらありがたいやら。。
山田脩二さんにお願いして下さった総裁・副総裁の超グッジョブ!です。

神事であることだけは常に念頭に置いていました。

神事であることだけは常に念頭に置いていました。

参加させていただき、本当にありがとうございました。

お昼ごはんを食べた後は、もちろんだんじりにも参加しましたよ!

お昼ごはんを食べた後は、もちろんだんじりにも参加しましたよ!