昨年11月、必見!怖くなるくらい優秀なCMS「concrete5」の記事を見ていたときにちょうど1つサイトを立ち上げようと思っていたので、試しにconcrete5でセットアップしてみました。
記事の通り、確かに画面全体の編集がらくらくに行えて、記事の追加も直感的で分かりやすい。
が、一番困るのは、サイト全体の共通ブロックを持てないというところです。
たとえばメニューバーには共通の内容(ページの一覧やカテゴリの一覧など)を表示したいとします。
concrete5ではなぜかそれをさせずに、ある固定の内容をコピペする機能だけを提供しています。
その場限りのコピペなので、その共通部分の内容を変更したい場合はこれまで作ったページ全部を一個ずつ修正しないといけない。
何でこういう設計にしたのかはよく分からないのですが、おそらく私がイメージしていた利用コンセプトと一致していなかったのでしょう。
本家サイトのフォーラムでもこの件についての問い合わせが多く、もしかするとそのうち修正されるかもしれませんが、システムコンセプトから変わるわけではありませんので、やはり運用可能なサイトはある程度決まってくると思います。
concrete5での運用が有効なサイトは、次のようなものになるのではないでしょうか。
- ページ数がある程度限られている(せいぜい10~20ページ)
- html、cssを理解できる管理者がいない
- ページごとの構成を内容に合わせて変えたい
こういうWebサイト作成はニッチでもなんでもないので、こういったサイトであればむしろおすすめするかもしれません(テーマが少ないのがネックですが)。
私の件のサイトは、結局使い慣れたWordPressで再構築しました。
我が家のような使いやすさ・・・
「最強の」とか「必見」とか「マスト」とかに弱いので、また別のところで同じことをやってしまいそうですが。。