Illustratorでデザインをすることが多いのですが、基本は線だけで描いていくので、どうしても味気ないイラストになってしまうことがあります。
そのため、塗りの部分をグラデーションにしたり、形状にぼかしをかけたりして「イラストっぽさ」を出すわけですが、最近気に入っているのが落書き効果。
最初に適当に線を書いて(両側の黒い線は雲だけど、わかりやすく黒色にしています)、
線を太くして、
「効果>スタイライズ>落書き」で線の太さやランダムさの度合いなんかを設定します。
ここのパラメータを色々変えると、手書きでは絶対に作れないような面白い感じの表現にもなったりします。
で出来上がりがこんな感じ。
まあ、あんまり素敵な例とはいえませんが・・・
今回は船が出港するイメージのイラストをがんばって描いて、最後に空も描こうとしたのですが力尽きていて、こんなときにふっと使うと以外にいい感じにはまったりします。
船の下に、出来上がった空と雲を配置すると、あらびっくり。
大海原を行く船に見えませんか?
あくまで補助的にしか使わない落書き効果ですが、サイトによってはもっとデザインの肝として使っても面白いかもしれませんね。