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(1) PC3.0を予想してみた:キーボードとマウスに変わるもの

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旧ブログで書いたEee Topは『PC 2.1』の先駆けとなるかの続きを書いてみます。
前回のエントリーは タッチパネルという新インターフェースを持つことで、PCは2.0(Appleが作ったGUIインターフェース)から2.1になるのでは、というような内容のことを書きましたが、さらに発展させてPC3.0を予想してみました。
これもまた独断と偏見による無責任な内容となっております。 

進化の速度

毎日のようにコンピュータを使っているとつい当たり前のように感じてしまいますが、コンピュータを取り巻く技術はものすごい勢いで進化しています。
Google マップが2005年に登場するまでAjaxという言葉は存在していませんでしたし、そもそも私がGoogleを使い始めたのも2000年です。
それまではまともに機能する全文検索エンジンが無かった!
キーワードを入力して検索するという行為は、つい10年前まで一般的はものではなかったのです。 

ただそれでも、この20年以上コンピュータそのものはず~~~っとPC2.0のままだったと言えるのです。
PC1.0といえるApple II(1977年発売)からPC2.0(初代Macintosh。1984年発売)まで7年。

いい加減PC3.0になっても良かろうと。 
※そもそもPC(パーソナル・コンピュータ)という言葉はIBMが作ったのですが、便利なのでこの言葉を使って話を進めます。 

インターフェース・デバイスの進化

1980年代にAppleが発売したMacintoshは、これまでキーボードでのみ行ってきたコンピュータへの入力ンターフェースを見直し、マウスを導入しました。
これによってOSやファイルシステムの構造を理解していなくても、コンピュータを使うことが出来るようになったのです。

現在までコンピュータを使ったことが無かった人々でも触れることが出来るよう、新しいインターフェースデバイスが必要なのではないでしょうか。

  1. タッチパネル
  2. リモコン

タッチパネルはiTouch以降注目を集めており、同時に複数の指で操作するマルチタッチインターフェースも今年発売予定のWindows 7で対応予定です。

リモコンはすでに多少存在しているようですが、私はWiiリモコンと携帯が合体したかのような風貌をイメージしています。

リモコンを使って画面上のポインタを移動できるようにすれば、このリモコン一つで必要な操作を全て出来るのですが、それを言えばタッチパネルでもソフトウェアキーボードを使って文字入力出来るので、好みと状況に応じて使い分けできると思います。

マウスとキーボードが無くなることはないでしょうが、家庭での利用は少なくなるのではないでしょうか。

インターフェース言語の進化

FirefoxプラグインのUbiquityをご存知でしょうか。
コマンドラインでありとあらゆるブラウザ上の操作を行えるようにするツールで、Mozilla Labsで開発が進められています。
例えば、選択した住所文字列の地図をメールに貼り付けるといった操作を、ごく簡単なコマンド入力で行えます。

Ubiquityは基本的にすべてキーボードによるコマンドライン操作のため、使いこなすことが出来ない人も多くいると思いますが、例えばタッチパネルによる操作を可能にすることで、より多くの人が使えるようになるでしょう。

タッチパネルといっても、指一本だけでの操作で行えるのは、これまでマウスで行ってきた操作量となんら変わりありません。
指を2本~6本くらい同時に扱うことのできるマルチタッチインターフェースで、より多くの情報を同時に入力することが出来るようになります。

手話のように「指話」といった新しいインターフェース言語を作ることが出来れば、コンピュータとの対話速度は急速に向上するのではないでしょうか。
肉声を使った発話式のインターフェースは既に現在も開発されていますが、一人で操作するのは恥ずかしいものです。

映画のマイノリティリポートでトム・クルーズが両手で自在にデータを扱っている様子は、映画をご覧になった方は必ず覚えていると思います。
あれは映画用に立ち姿でオーバーに腕を振っていましたが、デスクトップで指を使って行えばすむわけです。

何だか長くなりそうなのでページを分けることにします。

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1 comment

  1. Pingback: こぶたのラッパ » マウス→タッチへの移行。新インターフェースは何から何まで変えるのか。

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