こぶたのラッパ » 9月 2010

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コンピュータ

オラ、ドラゴンレーダーを作るぞ(9)

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*** 9.1 LCDが動かない!ピクリともしない!

前回のエントリーからなんと1ヶ月くらい経ってしまいました。
その間帰省をしていたり、仕事が忙しくなったということもあるのですが、なんといってもLCDが動かないのでブログも書きようがないという状況です。

この1ヶ月間何をしていたかというと、とにかく知識をつけるために電子工作の本を読みまくっていました。
図書館に行って理解できそうな本を取り上げてはざっと読んでみて、ためになりそうな本は借りてきて・・・を繰り返し、その都度分かったことをドラゴンレーダーに適用しては失敗してという感じです。

その中でも一番勉強になったのは次の本です。

★ 作る・できる/基礎入門 電子工作の素 [単行本]

各ページの横に電子工作についての基礎知識がふんだんに書かれており、これまでどの本を読んでも書いていなかった電子工作の「常識」が少しずつ理解できるようになってきました。
もう図書館に返却してしまいましたが、この本は自分でも一冊買おうと思っています。

↑に挙げた本やその他の本で知った、今回のLCDトラブルに関係ありそうな知識として、次のようなものがありました。

GNDとVCC 間違いなく笑われそうですが、LCDにGNDとVCCをつなげていませんでした。だってどこにも書いてないんだもん・・・。
GNDとは電源のマイナス側、VCCとは電源のプラス側のことで、あまりにも常識なので回路図などでは省略されることもあるそうです。
今回購入したLCDにもVCCとGNDというソケットがあったのですが、これまで見てきたサンプルでは触れられていなかったので、全く無視していました。
電源なしでは何も動きませんよね(笑)
プルアップ・プルダウン これはWebで得た知識ですが(プルアップ・プルダウンについて)、単純にVCCとGNDに線をつなぐだけだと電流の向きが不安定になるそうで、GND側に抵抗を入れるのだそうです(これはプルダウン)。プルアップはその逆なんだそうですが、いまいち理解できていません。。
最初はこのプルダウンの抵抗を入れていなかったのですが、GND側に抵抗を入れるようにしました。
電圧のスレッショルド パーツには有効な電圧の範囲があって、その範囲を外れると正しく動かないのだそう。
間違った電圧をつなげたとき アンプ関係の話で読んだ知識ですが、高すぎる電圧をかけるとパーツから「ブーン」という唸りがすることがあるそうです。

以上の知識を踏まえて色々と模索した結果、前回Arduinoを3.3V化したつもりが、どうもこれが上手くいっていないのではないかと。
購入したLCDの動作電圧は「2.6~3.5V」となっており、Arduino Duemilanoveそのままの5Vでは動いてくれません。

LCDと悪戦苦闘しているときにLCDから突然「ブーン」という小さな唸り音が聞こえてきたことがありました。
何をやってもうんともすんとも言ってくれなかったので、ちょっとでも反応があって喜んでいたのですが(バカ)、後から得た知識からするとどうも5Vを流してしまって規定の動作電圧を超えた電圧を流していたのではないかと思われます。

その後妥協の電子工作:4線式抵抗膜方式タッチパネル付きLCDパネルの試用に書かれてあった

ちなみに「WBX280V009」でも同様の方法で8ビット化できますが、この場合は、11番端子をVCC(6番)に接続しないと8ビットモードでは動作しません。

妥協の電子工作に書かれていた8bit化のための処置

妥協の電子工作に書かれていた8bit化のための処置



を行い、プルダウン抵抗を取り付けた後、3.3VにしたときだけArduino本体についているLEDが点滅しなくなったことに気がつきました。
5Vに設定したときだけLEDが点滅するので、3.3V化に失敗しているのかなと。

前回行ったのは次の写真の作業。

だめだめ3.3V化

だめだめ3.3V化



それで今回行ったのはパターンカットのやり直しと(ちゃんと切れていなかったようなので、もう一回やり直してみたら、明らかに線が残っていた・・・)、次の写真の箇所のはんだ付け。
一つ前の写真で「ここはどこともつながっていない」と書かれているところ。

三端子レギュレータの「IN」とおぼしき場所をつなげた

3端子レギュレータの「IN」とおぼしき場所をつなげた

もともと三端子レギュレータの「OUT」しかつなげてなかったので、電流が流れるはずがない。。とは思っていたものの、どう見てもこの場所は無関係な出っ張りだろうと思い、無視していました。
反対側の「IN」とつながっているのかなあというのが今の理解。

*** 9.2 LCDの現状

たった今さっき三端子レギュレータのハンダ付けを行ったところで、物は試しとPCとUSB接続したところ、なっなんと、LCDが光った!!光ったよ~っっっ!!!

LCDとごちゃごちゃ配線

LCDとごちゃごちゃ配線

LCD側についていた「LEDA」というソケットとArduinoの5Vをつなげていたのですが、「LEDK1」~「LEDK4」をGNDにつなげるようにしたところ、突然LCDが真っ白く輝いてくれました!!!
ふぎゃーーっっ

LCDもArduinoも壊れていなかったんだ~。
心底ほっとしましたよ!

*** 9.3 ・・・と思ったら、今LCDが動いた!色が出た!!

ここまでブログを書いてきてあれっと思ったのですが、なぜかLEDAを5Vにつなげていました。
なんでだっけと思いだしていたところ、ITDB02-2.4 8Bit Mode Demoに書かれている接続方法を真似たことを思い出しました。

それでもう一度このページを見なおしたところ、なんと!LEDAは3.3Vって書いてあるぞ?色々やっているうちに接続を間違えてしまっていたようです。
でも動いていたしなあと思いながらも、LEDAを3.3Vにつなげ直したところ、さっきよりも明るさが減ったような感じ・・・
と見ていたら、夢にまで見た綺麗なブルーが我がLCDに写っているではありませんか!
ま、マジですか?!

勢いでYoutubeに動画をアップしてしまった。

一番の難関をやっとこさ越えたぞ~~~~~っっっっっ!!!

*** 9.4 ここまでのまとめ!

ということで、いったん現在のドラゴンレーダーの配線についてまとめて置きます。

LCD側 Arduino側
RD D1
DB12 D2
DB13 D3
DB14 D4
DB15 D5
DB16 D6
DB17 D7
RS D8
WR D9
CS D10
RESET D11
DB10 D12
DB11 D13
LEDA、VCC(3箇所) 3V3
DB0~DB7、LEDK1~LEDK4、GND(2箇所) GND(1kΩの抵抗を一つ入れて)


それでこっちがスケッチ(Arduinoのソース)
あちこちのサンプルソースをツギハギしているので、元ソースがどこだったのか思い出せませんが・・・

*** 9.5 今日までの報告書

ブックマークしたページ

タイトル 説明
妥協の電子工作 – 4線式抵抗膜方式タッチパネル付きLCDパネルの試用 数少ないWBX280V009の情報でした。ありがとうございました!!
電子工作室 ここの2.4/2.8インチ QVGA液晶表示器の制御というページで、「QVGA液晶表示器用ライブラリ」というライブラリが公開されており、大いに参考にさせていただきました。
ITDB02-2.4 8Bit Mode Demo このページを見て、ArduinoとLCDの接続にはVCCとGNDの接続が必要なことを知りました。
プルアップ、プルダウン 分かりやすく説明されたページです。

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