Category Archives: 遊び

MAKE 日常 遊び

毒きのこ、作りました

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ベニテングダケ。食べると下痢や嘔吐、幻覚などの症状をおこします。

ベニテングダケ。食べると下痢や嘔吐、幻覚などの症状をおこします。

これだけのベニテングダケがあれば、どれくらいの人をトイレ送りに出来るのでしょうか・・・。

って、これ粘土で作りました。

粘土で作るキノコ

粘土で作るキノコ

 
この本を買ったのは去年の夏頃だったのですが、なかなか時間を取れなくて、ようやくこの数日のうちに作ることが出来ました。
粘土を乾かしながらなので、一気に作ることが出来ず、3日間ぐらいかけてのんびり作ります。

とにかく作り方が分かりやすく、不明点など一つもないままに最後まで作ることが出来ます。
作業マニュアルとして、これほど優れた本も珍しいのではないでしょうか。

非常~に細かく書かれた作り方。

非常~に細かく書かれた作り方。

これを読めば、どんなぶきっちょさんでも超リアルなキノコをわさわさ作ることが出来ます。

これを読めば、どんなぶきっちょさんでも超リアルなキノコをわさわさ作ることが出来ます。

階段脇のスペースに生やしています。

階段脇のスペースに生やしています。

ヒダヒダがかなりそれっぽい。

ヒダヒダがかなりそれっぽい。

子供部屋にも。

子供部屋にも。

ベニテングダケのほか、ドクツルタケやアミガサタケ、食用ではしいたけ、松茸、ブナシメジも作れます。
何と言っても、このブナシメジがすごい!

驚異のしめじパック感。

驚異のしめじパック感。

本屋さんで立ち読みしていて、このブナシメジの完成度と考え込まれた作り方を見て驚嘆し、本を即買いしました。

次はこのブナシメジをつくろうと思っていたのですが、家族の絶対松茸!コールにより、とりあえず松茸から作ることにします。
ひと通り全部作れるようになったら、オリジナルきのこにもチャレンジしたいなあ。

MAKE 日常 遊び

仮面ライダー鎧武の戦極ドライバーを自作してみた(厚紙で)

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まず材料は、

  1. 厚紙(本体、ロックシード)
  2. 材木(剣)
  3. 洗濯ばさみ(剣)
  4. ねじ、ボルト
  5. 板磁石(100均で。ロックシードの開閉用)
  6. 輪ゴム
  7. 金属パーツ(ホムセンで50~60円×3)
  8. ボタン式ベルト(息子のを借用)
  9. 絵の具
  10. 中古スマホ(2,000~3,000円)

こんな感じ



そして出来上がり動画。

製作中の写真です。

結局柄の部分が割れたので、別パーツをネジ止め・・・

結局柄の部分が割れたので、別パーツをネジ止め・・・

剣を動かすギミックとして、洗濯ばさみのネジを使用。 戦極バサミなんちて・・・

剣を動かすギミックとして、洗濯ばさみのネジを使用。
戦極バサミなんちて・・・

戦極ドライバーと剣は、ホームセンターで買ってきた金属の穴あき板とねじとボルトでくっつけます。

戦極ドライバーと剣は、ホームセンターで買ってきた金属の穴あき板とねじとボルトでくっつけます。

パーツへの色塗りには息子も参加。上手に出来ました!

パーツへの色塗りには息子も参加。上手に出来ました!

戦極ドライバーのできあがり~

戦極ドライバーのできあがり~

これだけだともちろん音が鳴らないので、アプリ開発のテスターで使っているスマホ君(IS03)に自作の戦極ドライバーアプリを仕込んで、音がなるようにしました。
スマホは完全にドライバー内に仕込んでしまうので、操作は加速度センサーを使って前後左右への動きで行います。
鎧武だけではなく、ついでにウィザードとフォーゼへのモード切り替えも出来るようにしています。

戦極ドライバーアプリを開発中の様子・・・。絵として見せにくいのですが。

戦極ドライバーアプリを開発中の様子・・・。絵として見せにくいのですが。

昨日、息子が幼稚園から帰ってきてから一緒に遊びましたが、大人の自分とはやはり体の動きが違って、思ったように加速度センサーを制御できないことが分かり、もう少し調整が必要な感じです。

これで、くそ高い戦極ドライバー(7,000円)とロックシード(1,500円 x 数十個)をねだられないようにしたいものですが・・・。

MAKE 遊び

ゴム飛行機の自動ゴム巻き機

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この外観
この外観

この外観。見かけにはまったくこだわらない方です。もちろんApple製品は買ったことがありません。

このように使います。

このように使います。
動力は携帯電話のバッテリー。

電気工作の考えどころの一つが電池ですが、今回は余っている携帯電話のバッテリーを再利用です。
2年に一回新しいのが送られてくるので、3~4個ごろごろしてるんですよね。

回しているところ。

回しているところ。

そして・・・いざ使ってみます。

・・・すっごい楽!

ゴム飛行機のゴム巻き機は「ワインダー」という名前で販売されているのですが、一人では巻きにくそうな形状だし、100円ショップで売ってそうな形状の割に1,000円前後とやけに高いので、うちにあったギヤボックスで自作してみました。

ゴム飛行機を電気で回している時点で、エコとかそういうのからは一気に離れそうですが、このバッテリーは太陽光で発電した電気ですので大丈夫(?)です。

見ようによってはソーラー発電飛行機ともいえますね。

いろいろ手をかけているスタンダードユニオン号君

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MAKE 遊び

ミニジオラマ作り

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題 『逃げるサイ』

先日有馬温泉にあるおもちゃ博物館で購入したジオラマ制作キット(1,500円)を使って、ミニジオラマを完成させました。

題 『逃げるサイ』

題 『逃げるサイ』

いやー、こんな小さいの作っただけでも、すごい満足感ありますね。
とりあえずテレビの前に飾っています。

後ろから見たところ

後ろから見たところ

普通に作ると材料が余るので、もう一つ作ってみるか・・・と思わせるのがうまいところです。
また買いに行きたいな(Amazonとかで探すとごっそり買い込みそうなのであえて見ない)。

ついでにプロの技による作品もアップロードしておきます。
写真に難がありますが、実物は実景のような美しさで、一見の価値がありますよ!

有馬玩具博物館に飾ってあった製作例

有馬玩具博物館に飾ってあった製作例

有馬玩具博物館の巨大レイアウト

有馬玩具博物館の巨大レイアウト

有馬玩具博物館の巨大レイアウト(2)

有馬玩具博物館の巨大レイアウト(2)

有馬玩具博物館の巨大レイアウト(3)

有馬玩具博物館の巨大レイアウト(3)

MAKE 遊び

手回しラジコン

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個人的には特許取っちゃった方がいいんじゃないかというくらいのヒット作です。

手回しラジコン

そもそものきっかけは、「ドラえもん ふしぎのサイエンス 1 手回し発電タケコプター」を自分のため・・子どものために購入し、それが数週間でこわれてしまったことです。

こわれたといってもプラスチックのギヤが甘くなっただけですが、うまく飛ばなくなってしまったので、思い切って手回し部分を空飛ぶドラえもんから切り離して、自分の工作に使うことに決めました。

はじめは手回し発電でモーターを動かして、前後に進むだけのシンプルな車を作るだけの予定だったのですが、意外と簡単に出来ちゃったので、車らしくカーブできるようにステアリング機能を加えることにしました。

試行錯誤のうえ何も良い思い付きが得られなかったので、ラジコン屋さんに行って助言を得ることに。
当時住んでいた大阪の日本橋に手回しラジコンver1.0(前進・バック機能のみ)を携えて、ヒマそうなおもちゃ屋さんに相談してみたのですが、「あー・・・、無理だと思いますよ。」とあっさりと断定されてしまいました。
話を聞くと、どうやらステアリング周りはラジコンの中でも構造が複雑になりやすい部分で、素人が作ってどうなるものでもないのだそうです。
「あー・・・。やっぱり無理ですかね」と言いながらもねばって色々質問したり、ラジコンの構造を見せてもらったり、1時間近くさんざんに仕事の邪魔をしてきました。
何だかんだいってMAKE好きな人が働いているので、楽しんじゃうんでしょうね。こういう素人いじりも。

おかげでラジコンの前輪をいかに動かせば良いのかだけは分かったので、その後パーツ屋さんを巡り、必要そうなパーツを選び出し、つけては失敗、外しては失敗を繰り返し・・・ようやく完成したのです!!

1. 手回し発電機を奥に回すと前進(↑)
2. 手前に回すとバック(↓)
3. 手回し発電機に取り付けたボタンを押しながら、奥に回すと前輪が右に(→)
4. 同じくボタンを押しながら手前に回すと前輪が左に動きます(←)

この不思議な操作感をぜひ直接体験してほしいところですが、淡路島に来ていただくしかありません(笑)。

ところで、「手回しラジコン」で検索すると、すでに商品化されていて驚きました。
私が作ったのなどより数段洗練されており、手回し部分と車本体は紐でなんかつながっていません。
一点自作の方が優れている点と言えば、事前の充電が不要というところでしょうか・・・
というわけで特許の夢はあっさり崩れてしまうわけですが、なんでも自分で作っちゃう精神はこれからも続きます!

日常 遊び

五歩げん:熊本の子ども遊び

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五歩げん(ごほげん)は、主に熊本の一部地域で親しまれている陣取りゲームの一種。
3~5人程度で遊ぶことが出来、地面に引いた線で相手の陣地を囲むと勝ち。

遊び場所、道具

  • 足で線を引くことが出来る、土の地面の屋外を探すこと。
  • 各プレイヤーの陣地を広げていくため、なるべく広い場所を確保すること。小さな公園などでも十分に楽しめる。
  • つま先で線を引くことが出来る靴を各自履いていること。ただし、大きすぎるお父さんの靴などは利用禁止。

遊び方

  1. 人数分の辺を持つ多角形を地面に書く(例:3人の場合は三角形、5人の場合は五角形)。
  2. 各辺をプレイヤーごとの陣地の始点として、放射状に5歩分の長さを持つ長方形の陣地を書く(五歩げんの名前の由来)。長さを測る際は普通に歩くのではなく、踵とつま先を交互にくっつけながら、足の長さピッタリにして測ること。長方形の幅は1~1.5歩分くらいが好ましい。
  3. 各自書き終わったら中央の多角形に片足を置いて、じゃんけんをする。じゃんけんの掛け声は各地の掛け声に従う(ごーほーげん、もーぐりげん、ショッ等)。
  4. じゃんけんで負けたプレイヤーがその回の「オニ」となり、他のプレイヤー(非オニ・プレイヤー)をタッチするとオニの勝ち。オニはタッチした数分の歩数、オニではないプレイヤーはオニのタッチから逃げられたら一歩分、陣地を拡張することが出来る。
  5. オニもプレイヤーも、各自の陣地からはみ出ることは許されない。オニはジャンプで非オニ・プレイヤーをタッチすることになるが、タッチのタイミングが着地のタイミングより早ければオニの勝ちとなる。
  6. オニのジャンプは非オニ・プレイヤーごとに行い、タッチしやすい順に順次対戦することになる。

ゲームの終わり

  • あるプレイヤーが他のすべてのプレイヤーの陣地をすっぽりと囲んだり、オニとしてすべてのプレイヤーに必ずタッチ出来る状態になるまで陣地を広げた場合は、そのプレイヤーの勝ちとしてゲームを終了する。
  • 陣地を囲まれたプレイヤーはその時点で「負け」となり、囲んだプレイヤーの陣地の中でのんびりと過ごす。

勝ち方のコツ

  • じゃんけんで一人負けした時が最大のチャンスで、まとめて全員をバシッとタッチすることで、一気に陣地を拡張することが出来る。
  • 陣地を広げる際、「他のプレイヤーの陣地に並行して広げる(オニになった時にタッチしやすい)」、および「他のプレイヤーから離れて陣地を広げる(非オニの時に逃げやすい)」を交互に行うことで、攻撃力と防御力の両方を高めていく。

その他のルール

  • 物干しザオやその他フィールド上に存在する障害物については、陣地から直接移動できる場合、ぶら下がったり登ったりしてその上を移動することが出来る。
  • 長嶺ルールその2(長嶺の岡本さんからの情報。ありがとうございます!)
    • 最初に多角形を描く代わりに、電柱を中心としてゲームを行う。この場合、片足を電柱にかけてじゃんけんをする。
    • 電柱を中心に、参加者全員が任意の方向へ5歩分の自分の陣地を作る
    • 参加者全員電柱に片足を乗せた状態で「ごーほーげん」という掛け声と共にじゃんけんをする。勝った人は順に逃げていく。最後に負けた人が鬼となる。
    • 鬼は逃走者をタッチする事で捕まえることができる。
    • 鬼が降参、もしくは逃走者全員が捕まることでゲーム終了となる。
    • ゲーム終了後、鬼は捕まえた人数分、逃げ切った人は3歩分自分の陣地を拡張できる。
    • その他補足

鬼、逃走者共に行動範囲は陣地+高いところ+平地でも1歩分。
というルールでした。
 
自分の陣地から1歩使い、平地に行き、次の一歩で高いところに行くことも可能です。具体的に言いますと、
自分の陣地→平地(一歩)→滑り台
などです。また、私たちのよく行っていた公園では、柵が周りを囲っていました。当然柵の上を歩けば高いところとして良いのですが、それでは危ないということで柵の横もOKとなり、ルールはアバウトに高いところ(もしくはその側)になりました。砂場の囲いの石も高いところという定義になったり、ブランコの柵の周りも高いところという事になりました。
今になって考え方を変えるなら、高いところに体の一部が触れていれば良いというルールになりました。
 
まとめると行動範囲は
自分の陣地+高いところ(体の一部が触れていれば良い)+1歩
でした。
 
勝ち方のコツとして、高いところを自分の陣地で囲って自分だけで独占する…等々たくさんありました。

 

この文章について

五歩げんは、Wikipediaにもまだ載っていない、かなり狭い範囲で遊ばれていた遊びのようです。
Googleで検索しても、この文章以外には関連情報が2件しかヒットしませんでした。
それらの情報と合わせると、私が住んでいた長嶺、そして帯山・健軍では割にポピュラーだったのではと思われます。
Wikipediaに載せるには出典がなさすぎることと、知名度が低すぎる可能性もありますので、まずはこのブログに遊び方のまとめとして記載することにしました。

五歩げんについての情報をお持ちの方は、smilkobuta@gmail.comまでご一報ください!

[2014/1/28追記]
このページのコメント欄や友人からの情報によると、この遊びは「十字架」「陣取り」といった別の名前で熊本以外の地域でも親しまれているようで、五歩げんという名前だけが熊本ローカルのようです。
「五歩げん」のネーミングセンスは一歩上をいっていると、地元びいきしてしまいますが・・・(笑)
子供の遊びには珍しい戦略的な遊びで、現代っ子にもウケがいいので、このページをご覧の方はぜひ周りの子供に指南してあげてください。

[2016/1/22追記]
長嶺出身の(私の同郷!)岡本さんから詳細な遊び方をご連絡いただきましたので、「長嶺ルールその2」として追記しました。
同じ長嶺でもけっこう違いがあるもので驚きました。
高学年だけで遊ぶ時と、低学年も一緒に遊ぶ時では、適度にルールやハンデを変えていくところが遊びのコツですよね。
岡本さんの地域ルールには、全員が楽しく遊ぶ方法を模索する、子どもならではの知恵がたくさん含まれているようです。