オラ、ドラゴンレーダーを作るぞ(3)

*** 3.1 Arduinoが到着

到着する数時間前にたまたまみた動画。なんて不吉な・・・・!

爆発する電子部品(HD版)

via なんでも作っちゃう、かも。

まあ、とりあえず教本どおりに進めるのが吉ですね。。
まずは箱をあけてパーツを確認します。
・・・と、Amazonに書かれているパーツより格段に多いんですけど?!

どれが何なのかまったく知らない上に何の説明書きもないので、のっけから途方に暮れる。
Amazonの説明書きと教本を読みながら、送られてきた箱にメモ書きをしていきます。

特に抵抗のカラーバーが分からん。こちとら色弱でい!
特に抵抗のカラーバーが分からん。こちとら色弱でい!

ジャンパ線が各種いっぱい入っていることが分かりました。

教本といい、このはじめようキットといい、初心者向けとは思えない・・・
Amazonの評価には↓な感じに書かれていたのに・・・

本当に「入門」な人には購入をお勧めします。

もしかしてこの分野の人たちは、初心者に厳しいのか。

*** 3.2 日々のお勤め

私も一応社会人ですので、平日は大体(?)働いています。
今日は夕方6時までPC労働を行い、その後市民農園へ行って野良仕事。
今年すごくよく出来ているモロヘイヤやトマトなどを収穫しました。

ご飯を作ったりお風呂に入ったり録っといた映画を見たりと一通りの一般市民的な活動を行った後、おもむろにArduinoへと向かうのでありました。

ちなみに今日見た映画は「バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版」と「ブレードランナー ファイナル・カット(の最初の15分だけ)」。
ブレードランナーの最初のほうに出てくる↓みたいな光が、バグダッド・カフェのジャスミンの部屋にかかっている「ハリウッドで背景画を書いていた男の作品」として描かれていたのが面白いと感じました。

ジャスミンのビジョンとしてなんども登場するイメージ
ジャスミンのビジョンとしてなんども登場するイメージ

ブレードランナーが1982年公開、バグダッド・カフェが1987年公開ということですので、意外と本当に本当かもしれませんよ。
「砂漠」というキーワードも両方に登場するしね(ブレードランナー・・・砂漠を歩いていて亀をひっくり返すという挿入話。バグダッドカフェ・・・モハーヴェ砂漠が舞台)。

*** 3.3 ようやくLED点灯

といった与太話はこれくらいにして、いよいよArduinoをPCに接続です。

USBケーブルははじめようキットにはついていないので、以前買ったjouet bleuのを使おうとしたらサイズが合わない。
デジカメ、プリンタなど色々確認してみましたがみんな合わない!!
あわあわとさらに探していたら、ようやく外付けHDDに使っていたUSBがぴったりだったので、これを使うことにしました。

PC上のIDE(開発用のソフトウェア。3~4日前からこれのインストールだけは済ましておいた)でポートの設定を行い、「Arduinoをはじめよう」の最初のサンプルを試す。
わーい。光った光った。

次にタクトスイッチを使った押しボタン式ランプのサンプルを試す。
・・・あれ、ボタンを押さなくても光りっぱなしだぞ・・・

Example02の間違ったタクトスイッチのつけ方
Example02の間違ったタクトスイッチのつけ方

もしかしてタクトスイッチの向きが悪いのかなと横向きなのをたてにすると、今度はブレッドボード(配線が簡単に出来る基盤。上記写真の穴だらけの部分)のabcdeのたて5マス部分に収まらない。。
教本の絵の通りなんだけどなあ。。

と、ここで気がつきました。

正しいタクトスイッチの向き。たてに使うこと!
正しいタクトスイッチの向き。たてに使うこと!

次のブロックだと電気が通らないと思い込んでいたのですが、ジャンパ線(電線)使うと別ブロックでもいいわけだ。なるほど~。

その他、Macのスリープ風点滅や、光センサーを使ったLEDの強弱指定など、はじめようキットで出来ることは一通りやってみました。
よーし次はLCDだ(お前に出来るのかーという声が方々から聞こえそうですが)。

*** 3.4 今日までの報告書

ゲットしたもの

|~内容|~リンク|~説明|
|ブレッドボードではじめる電子工作 – 初歩のラジオ製作||事前にいろんな回路図など見ていたのですが、まったく自分に理解できそうなものではなかったので、良さそうかなと思って図書館から借りてきました。しかし!小さく書かれていたサブタイトルの通りラジオ作りの本でした。。パーツの予備加工の方法などはとても参考になります。|
|最新LED活用工作ガイド||これも図書館で借りてきました。パーツの説明や配線の細かい図解などが素人には非常にありがたいです。|

ブックマークしたページ

|~タイトル|~説明|
|Little Bird Electronics – Arduino|Arduino関連のいろんなパーツが紹介されています。ぼけーっと眺めていると飛ぶように時間が過ぎていきます。|

オラ、ドラゴンレーダーを作るぞ(2)

*** 2.1 何を作るのか

具体的に何を作るのかということですが、これが完成イメージです。

ドラゴンレーダーの作り方
ドラゴンレーダーの作り方

技術的に可能なのかどうかもいまひとつ分かっていませんが、何となく上手くいく意味不明な自信だけはあります。

遊び方としては、

  1. お宝の位置情報(緯度、経度)を本体にセットする(LCDとボタンによる画面操作か、現在地をそのまま使用)。お宝は最大20個くらいまで登録できるようにする。
  2. お宝を探す人にドラゴンレーダーを渡す。
  3. お宝を探す人はドラゴンレーダーの表示から、お宝までの距離と方向を大雑把に知ることが出来るので、お宝の場所まで向かう。
  4. お宝を見つけたら、見つけたことをドラゴンレーダーに通知し、次のお宝探しに向かう。
  5. お宝を全部見つけたらミッションコンプリート!

という感じです。

ユーザーインターフェースは大きく次の3つになると思います。

  • 位置情報セット(管理画面的な)
  • お宝探索(現在地とお宝位置表示、つまみによる縮尺変更、場所移動や回転の即時反映)
  • 見つけたときの通知セット(お宝に近づいているときだけ使用可能)

ハードウェア周りとしては次の4つを使うことになりますが、現在のところどれ一つとして理解していません。
というか、電圧、電流、抵抗について、今日はじめて知りました。というくらいの素人です。

  • ボタンやつまみによる入力処理
  • LCD処理
  • GPS処理
  • デジタルコンパス処理

*** 2.2 フィジカルコンピューティングについて

能書きはいいからさっさと作らんかいという言葉が聞こえそうですが、もう少し現在の私自身の情報をお伝えしようと思います。
そもそも手元にArduinoが届いていないし。

普段私はWeb系のアプリケーションのみを開発しています。
どんなにすばらしいアルゴリズムを思いつこうと、最先端のプログラミング手法を学ぼうと、出来ることはWebブラウザに表示することだけです。
なので、以前からWebブラウザの外、ディスプレイの外のコンピューティングに強い興味を持っていました。

たまにそれっぽい雑誌や本を眺めることはあったのですが、インピーダンスだのレジスタだの意味を想像することも出来ない言葉たちに臆病になり、結局いつもどおりのJavaやPHPやAjaxに逃げ込んでいるという状況でした。
そのぶ厚く聳え立っていたハードウェアへの心の敷居を、例のGeekDadが軽々と崩してくれたのです。

今回作るドラゴンレーダーもWebブラウザで動かすだけのものであれば半日仕事で終わるようなものなので、普段からハードウェアに親しんでいる人にとってはあっという間に作り上げられるちょろいものかもしれません。
私にとっては配線一つとっても一日がかりになりそうな予感がしますので、完成までは何ヶ月かかるのか分かりません。
それでも今日どこかでチラッと読んだ「続けた人が勝ち組」の言葉を信じて、今度こそ自分の力で新しいハードウェアを作り上げたいと思います。

*** 2.3 今日までの報告書

ゲットしたもの

|~内容|~リンク|~説明|
|Arduino解説書||買おうと思ったら図書館に置いてありましたので、速攻借りてきました。|
|Arduino初心者のためのスターターキット||Arduino互換機で良さそうなのがあったのですが、結局Arduino Duemilanove 328が入っているこれにしました。明日か明後日くるはず。|

ブックマークしたページ

|~タイトル|~説明|
|スタパ齋藤の「週刊スタパトロニクスmobile」 ■ 2009年、Arduinoの現在|Arduinoのこれまでの歴史をざっとふり返ることが出来ます。|
|aitendo 「LCD」検索結果|秋葉原にショップがあるaitendoのWebサイト。安い。|
|[備忘ログ] 時計・SDカードリーダー付Arduino互換機「Seeeduino Stalker」|位置情報を記憶するためにSDカードが必要かと思い、最初はこれを買おうとした。でもArduino本体にEEPROMという保存用の領域があるので、これを上手く使おうと思い、スタパ齋藤さんもおすすめのArduino Duemilanoveを選択しました。|
|デバイスの接続|GPSやデジタルコンパスへの接続例を紹介してくれています。|
|スイッチサイエンス 超小型トラックボールモジュール|スイッチサイエンスさんは色々なパーツを売っているお店。今回購入したスターターキットもこちらで作っているそうです。|
|2.8 TFT Color LCD,touch screen shield V1.2 for Arduino 168/328|タッチパネル式の液晶シールド。海外からの取り寄せになるので割高になるけど、これもありかなあと見ていました。たぶん買わないけど色々参考になりそう。|
|aitendo I/F変換基板[IFB-LQ080T3AG01]|LCDは既成のシールドを使わずに自分で作りたいのですが、何が必要なのか皆目わからん・・・。このパーツは必要なのか??|
|arduinoにnokiaのLCDを接続 800円とちょこっと部品|ちょうどいいことやってる人見つけた!分からなくなったらこの人に聞こう・・・|
|Learning About Arduino and Nokia LCD|Nokiaの液晶(安い)を使うためのノウハウリンク集。超初心者向けのページが欲しいんだけどなあ。|
|Arduino Tutorial – connecting a parallel LCD|このページが一番詳しく配線とか書いてくれています。いつか理解したいものです。|
|NokiaLCDライブラリでNOKIA3300-LCDが動いた|これまたありがたい情報です。ただつなげ方が分からん!|
|千石電商オンラインショップ SparkFun GPS-09487|このGPSめちゃくちゃ安いです。1695円て。|
|Arduino + グラフィック液晶|配線が詳しく書いてあります!応用できるといいんだけど。|

今一番自信がないのはLCD。
とりあえずGPSとコンパスからはじめるか・・・

オラ、ドラゴンレーダーを作るぞ(1)

*** 1.1 事始め

先週、カリフォルニアにあるシャスタ山に再訪してきました。
シャスタ山へは3年前に初めて訪れ、その時の日記はこぶたのラッパに書いています。
今回の旅行記はメンドクチイので興味のある方はパートナーのブログをご覧ください。

その旅行中に立ち寄った本屋さんで一冊の本を購入しました。
それが『Geek Dad(ギークなパパ)』。
まだ翻訳されていないので、アメリカのAmazonへのリンクになっています。

今でも2歳の息子とはよく遊ぶのですが、まったく考えたこともないような遊び方の提案に大興奮し、帰りの機中で読破してきました。
そんなに英語は得意ではありませんが、実用的な内容なので結構簡単に読み進められました。

その中でも作ってみたい!!と思ったのがこれら。

まえがき:Arduinoを使ったオートパイロット飛行機
4. エレクトリック・折り紙
5. サイボーグ風ハロウィンかぼちゃとギーク・オーナメント
11. ラジコンカーを使った破壊対決
12. 風船を使って空からデジカメで撮る
14. いつでも蛍
17. アウトドア・ムービー・シアターを作る
24. 二進法カレンダー
27. LEGOランプ

「子供を遊ばせる」ことではなく「子供と一緒に最高に楽しみ遊ぶ」ことを目標とした本で、著者のKen Denmeadさんが実際に自分の子供たちと一緒に作ったり、自身のサイト「GeedDad」に投稿された選りすぐりのアイディアが満載です。
読んでるとわくわくしてきますよ~。

特に気になったのが、Arduino(アルドゥイーノ)というマイコンキット。
これまでも一度jouet bleuというマイコンキットを購入したことがあったのですが、あくまで教育用ということで拡張機能なしのため、LEDを光らせたりボタンでLEDを制御することくらいでおしまい。もっと色々作りたい!と思わせるものではありませんでした。

Arduinoも基本的な使い方はjouet bleuと同じですが、センサーやもろもろの拡張モジュールが世界中で開発・公開・販売されていて、一大コミュニティが出来上がっています。
主な遊び方として、LED、赤外線センサ、GPS、デジタルコンパス、LCD、モーター、3軸加速度センサ、サウンド、etc.. とにかくいろいろあるんです!

*** 1.2 なぜドラゴンレーダーなのか

そもそもドラゴンレーダーが何かをご存じない人のために説明しますと、漫画ドラゴンボールに登場する、ある意味もっとも重要なアイテムです。
漫画ドラゴンボールは、世界に7つある「ドラゴンボール」を集めると、シェンロンと呼ばれる龍の神様が現れて願いを一つかなえてくれる(その後ボールは世界中に飛び散り、一年間石となる)という設定がベースになっています。
ドラゴンレーダーはそのドラゴンボールを探すためのこういう機械。

ドラゴンレーダーを操作するブルマ
ドラゴンレーダーを操作するブルマ

今回作る予定のドラゴンレーダーは、ドラゴンボールを見つけるというハイスペックなものではなく、事前に設定した緯度経度の場所を画面上にマッピングするごくごく簡単な(に違いない)機械です。

*** 1.3 ここで昔話

昔、私がまだ高校生だったころ、当時小学生だった妹とその友達から、次のようなお願いをされました。
「ねえねえ、宝の地図つくってよ」
よく漫画に出てくる○○から東へ20歩、さらに北へ5歩いき・・・的なものをお願いされた覚えがあります。

当時の私は非情にも、「えーめんどくさい」とむげに断ってしまいました(まあ、今でも同じように答えるかも・・・)。
妹もしぶとく何度かお願いしてきたのですが、「めんどくさい」「また今度」でお茶を濁して、結局宝の地図を作ることはありませんでした。

この出来事を妹が覚えているかどうか走りませんが、私の中ではなぜか1年に一回くらい良心の呵責とともに思い出され、「ああ、作ってやればよかったなあ」と何とはなく遠くを見つめることになるのでありました。

このドラゴンレーダーが完成した暁には、お宝をあちこちに設置した後に、お宝の位置を記憶させたドラゴンレーダーを妹に渡すことになるはずです。
美談で終わるとよいのですが・・・