普通に散歩しているつもりがすぐ迷子になってしまう(?)、不思議な津井の写真日記です。
南あわじ市の瀬戸内海側にある小さな町津井は、中央、雁子、中津浦、内原、本村、西本村の地区に分かれており、海が見える散歩コースとしておすすめなのが中央、雁子、中津浦です。
ただ、この3つの地区は大きな三角形の形をしているせいか、まっすぐ歩いているつもりが思わぬ方向に進んでいることが多く、歩いていて「ここは異次元空間か?!」と言いたくなることもしばしば。
初心者のかたはコンパスを持参されることを、割と本気でおすすめします。
写真家、瓦師でいらっしゃる山田脩二さんのだるま窯。
一見小さな窯ですが、一度に1,000枚(!)くらい焼けるそうです。
津井郵便局の前の桜。
風力発電との組み合わせが南あわじっぽい。
カラテカワラ・・・空手瓦。あの瓦を作っています。
この瓦を作っているヒサやんは最高15枚くらい重ねた瓦を割ったそうです。
私も2枚重ねを割らせていただきましたが、最高に楽しい!
津井の人気アクティビティの一つです。
カラテカワラを作っている谷池健司製瓦所さんの路上ギャラリー。
「のし」という、屋根の一番上に乗っける部分を専門に作られています。
川尻谷のこいのぼり。
この広場は「ラジオ体操の場所」といつも呼んでいたのですが、だんじり唄のお披露目場でもありました。川尻谷という名前もその時聞いたのですが、ちゃんと呼び名が付いているなんて思いもしませんでした。
瓦を積んだ塀。津井のあちこちで見かけます。
ちゃんと人に聞いたことが無いですが、割れた瓦などを再利用しているのでしょうか・・・?
川尻谷から細い流れに沿って歩くと海に。
防波堤に出てすぐにある登里製瓦
400年続いている津井の瓦づくりの中では「まだ若い」そうですが、それでも3代続けて瓦を作り続けられているそうです。
メチャ物知りな登里おじさんが何でも教えてくれます。
登里さんが作っているのは、屋根瓦の一番外側の部分。
家紋つきの瓦が外に展示してあり、壮観です。
防波堤沿いにある瓦工場。
人も車もないので、かってにスケボーの練習場にしています(おい)。
防波堤沿いの道。ここでスケボーをすると、波の音が気持よく、サーフィンしている気分になれます。車も人も来ないので安心。
登里さん近くの道。
この辺りは土の感じがいかにも粘土質で、独特の趣があります。
粘土質の土。昔は津井の土を使って瓦を作っていたそうです。
燃料である亜炭も津井で掘り出していたそうで、今でも炭鉱跡が残っているとか。
花壇や畑でも、瓦を使っている様子をしばしば見かけます。
法王寺。ここの瓦はすごいというか面白いです。
装飾的な瓦が多く、通る度にデコレーションケーキ・・・と思ってしまいます。
法王寺の鬼瓦。全部でいくつの鬼瓦を使っているんだろう・・・?
瓦工場にもこいのぼり。
津井港。津井にもちゃんと港がありますよ。
となり町の湊(みなと)と紛らわしいので、港湾(こうわん)という呼び名がついています。
ここの堤防は珍しい石積み式で、この不思議な景色を見ていると時間をタイムスリップした気分にさせてくれます。
石積みの堤防の上も歩けます。
中津浦。小さな海水浴場があり、去年の夏は何度も泳ぎに来ました。
地元の幼稚園もここに遊びに来ます。
防波堤沿いを歩いていると、しょっちゅう見かける海に伸びる斜めの通路。
昔は船で大阪まで瓦を運んでいて、その名残が残っているとのこと。
昔はここからも瓦を運んだのでしょうか。
いまや海底遺跡のようです。
御陣馬(おじんば)の岩上様。
さっぱりとした雰囲気の神社です。
この辺りでは、よく海藻取りをしている人を見かけます。
春の花々。
野草の花でいっぱいの空き地。
中津浦で一番大好きな道。
くねくね坂を自転車で降りるのは最高に気持ち良い!
中津浦からくねくね坂を通って中央に戻るところ。
眺めがすごくいいです。
中央にあるため池の亀さん。
冬の間は冬眠で見かけませんでしたが、3月に入って暖かい日にはひなたぼっこしている姿が見られるようになりました。
人が近くを通るとすかさず水の中に隠れます。
キラキラスポット近くの桜。だんじり祭の頃はまだ咲いていませんでしたが、本当にきれいな桜です。
お気に入りのキラキラスポット。奥にオリーブ園があります。
ここの花壇にも瓦。
あちこちで見かける、注意看板ぼうや。
4月になって突然新調されていて驚きました。
誰が描いてるんだろ??
瓦葺きがきれいな辰美小学校。
引越し前に忍び込んで、勝手に見学しましたが、とてもきれいな新しい学校です。
津井幼稚園脇の花壇。
幼稚園の先生方が頻繁にお手入れされていて、一年中きれいな花を咲かせています。
だだっ広い西淡グラウンド。朝ここでジョギングしています。
もともと山だったのを切り崩して、グラウンドにしたそうです。切り崩した時に出た土砂をとなり町の湊に運んで、湊港の埋め立てに使ったのだとか。
「西淡」とは、以前この津井近辺が西淡町だったためで、再編されて今は南あわじ市になりました。
今回載せた写真はGPS付きのカメラで撮影しましたので、Picasa+Googleマップで写真地図を作りました。
津井にはまだまだ面白いスポットがあちこちにありますので、また気が向いた時に写真記事を作りたいと思います。
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