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MAKE 日常

久しぶりの東京でのお買い物

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沼島生活の魅力をあらためて感じた「ひょうごキッチンvol.1」(ゲスト参加)で久しぶりに東京に行った際、なつかしの東急ハンズや紀伊国屋へ行ってきました。
購入して帰りの新幹線で読んでいたのはこれ ↓
英語圏の小学生向けの英文法の本ですが、いろいろと細かい小ネタが満載で、読んでいて飽きません。

もう一つ昔から欲しかったワイヤーソーも買っちゃいました。

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用途の欄には、「鉄、しんちゅう、チタン、プラスチック、木、ウレタン、アルミニウム、ゴム、ベークライト etc」とあり、さっき小枝を切ってみましたが、まあ切れます。
切れますけど、ノコギリのほうが楽ちんです(当たり前?)。

でもアウトドア旅行にノコギリ持っていくのは面倒ですが、これは本当に軽いので気軽にいつでも持ち運べます。
出先でうまい形の枝を見つけられれば、簡易糸ノコにもなるかも。

東急ハンズ:スパイラル・オールパーパス ポケットソー
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MAKE 日常 沼島

伏せ焼き穴(炭焼き)用の小屋掛けと、ハンモック台の作成

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こないだ作った炭焼き用の穴が雨で濡れないよう、屋根をかけてみました。

見ての通りの掘っ立て小屋です。 微妙に柱が傾いているのが気になりますね。。

見ての通りの掘っ立て小屋です。
微妙に柱が傾いているのが気になりますね。。

さらに屋根板を貼ったところ。

さらに屋根板を貼ったところ。

四隅の柱が結ぶ四角形は、なるべく直角になるよう気をつけたのですが、やっぱり曲がってしまいました。
同サイズのベニヤ板とかを用意したらバッチリなんだろうなー。

こんな小さな小屋でも一人で棟上げするのは難しく、近所の子どもたちに手伝ってもらって気合で柱を立ち上げました。
大人の人からも手伝うよーと言ってもらっているのですが、やっぱり子どもがお願いしやすい・・・(笑)

材料はこれも近所で拾ってきたもので、家の建て替えで出た古い柱や板です。
かなり年季が入っていますが大きな腐食もなく、大量に刺さっていた太い釘を一本ずつ抜いたら、しっかりとした材木になりました。
屋根はネジ釘で止めましたが、主な構造はホゾ穴とホゾで止めています。

そして・・・余った柱が何本かあったので、去年から欲しかったハンモック台を作りました。

家の真横にハンモック台を作成。 夏場も午前中までは影になって涼しい場所です。

家の真横にハンモック台を作成。
夏場も午前中までは影になって涼しい場所です。

去年の夏、ハンモックをかけられる場所を探してしげしげと家の周囲を眺めていましたが、ちょうどいい柱などがなくあきらめていました。
炭焼き穴の屋根かけを終え、余った柱を見ていてふと思いつき、その思いつきのまま一気に作っちゃいました。

手伝ってくれている近所の子ども。いつもありがとう!

手伝ってくれている近所の子ども。いつもありがとう!

ペンキで絵を書いてくれている息子。 ななめになっている節穴2つが目なんだそうです。

ペンキで絵を書いてくれている息子。
ななめになっている節穴2つが目なんだそうです。

位置が悪くて穴を掘り直したり、ハンモックをかけて乗ってみたらホゾが抜けたりとアクシデントもありましたが、小屋掛けよりはずっと簡単な作業なので楽しく出来ましたよ。
まだちょっと肌寒いけど、今年の夏が楽しみだ~!
ハンモックをくれたNさん、本当にありがとう!やっと使えたよー。

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伏せ焼きによる炭づくり(3回目でやっと成功)

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近所の方からお借りした火鉢

近所の方からお借りした火鉢

去年の12月、生まれて初めて火鉢に火を灯しました。

引っ越し前の津井のおうちは、火鉢を使って暖をとるような雰囲気ではなかったのですが、ここ沼島では古民家を仕事部屋として借りているため、春に引っ越してすぐに「火鉢を使いたい!」と思っていました。

火鉢を使うには、当然炭が必要です。

夏に畑の暖竹(だんちく)を大量に刈り取りつつ、これで炭ができるのでは・・・?とうっすらと望みをかけていて、実際枯れた暖竹を焼却した後に出来た炭を七輪で燃やすと、割といい感じに燃えてくれます。
ただ、繊維が荒くあっという間に燃え尽きるので、これを火鉢に使うのは無理そうです。

秋に入り、近所の方に相談して使われていない火鉢をお借りすることができ、とりあえずネット購入した炭(岩手切炭 なら堅一級品)で使い始めました。

岩手産のきれいな炭

岩手産のきれいな炭

評判通り扱いやすく、火鉢の中ではぜることもありません。煙も一切出ない素晴らしい炭です。
ただ少々値が張り、12kg買っても一冬持たせるのは難しそうです。

というわけで、思う存分火鉢を使えるようにするべく、炭焼きにチャレンジしました。

第一回目 2015年12月26日(土)

最初の伏せ焼き

最初の伏せ焼き

炭焼きの方法ですぐに実行できそうなのは、伏せ焼きという方法です。
たたみ一畳ほどの穴を掘り、炭にするための木材をはしご上に並べ、すき間を小枝や枯れ葉で埋めたのち、トタン板と土でふたをして、焚き口から熱風を送ります。

多摩丘陵の植物と里山の研究室」サイトの「伏せ焼き」の方法というページを参考に、伏せ焼きの準備を行いました。

近所にお借りしている土地の一角に穴を掘り、島のあちこちに落ちている枯れ木や倒木をのこぎりで適当な大きさに切って炭材とし、先月刈り取った暖竹をすき間に詰めます。

炭材のすき間に暖竹を詰めていく

炭材のすき間に暖竹を詰めていく

上にも暖竹をかぶせる

上にも暖竹をかぶせる

近所の廃屋から拝借したトタンをかぶせる

近所の廃屋から拝借したトタンをかぶせる

その上に土をかぶせて完成

その上に土をかぶせて完成

トタンは穴よりも小さなものを使いますが、トタンと穴のすき間から土が入り込んでしまい、どうにもうまく土をかぶせることができません。
暖竹をぎりぎりまで並べて、その上から土をかぶせることで、ようやく炭焼きができる形になりました。

丸瓦を組み合わせて作った煙突

丸瓦を組み合わせて作った煙突

焚き口もレンガ代わりに平瓦で

焚き口もレンガ代わりに平瓦で

通常はステンレスの煙突や耐火レンガの焚き口をつけるそうですが、ありものを使うことがテーマ?なので、島内で拾ったり譲り受けた瓦を代用品としました。

火をつけて炭焼きスタート

火をつけて炭焼きスタート

焚き口に暖竹をつめて火をつけたところでちょっと感動。
こういう機会を得られたことにあらためて感謝です。

しかし、そんな感慨にひたる暇もないまま、さっそく問題発生です。
焚き口で燃やした火の煙が穴の中に入らずに、そのまま外に流れていきます。

煙突(写真左)からは煙が出ず、焚き口の煙がそのまま外に流れていく。

煙突(写真左)からは煙が出ず、焚き口の煙がそのまま外に流れていく。

伏せ焼きの穴は、がけの端っこに作っており、風向きも西風が焚き口に入るような感じだったのですが、どうもうまく風が流れてくれません。

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火を起こす位置を変えてみたり、火おこしの枝の置き方を変えてみたりしましたが、思い通りに流れてくれません。
試しに焚き口の上にトタンの屋根を付けたところ、ついに炭材の並ぶ穴に流れ込むようになってくれました。

トタン板を焚き口の屋根として付けただけで、ぐんぐん中に煙が入るように

トタン板を焚き口の屋根として付けただけで、ぐんぐん中に煙が入るように

全体はこんな感じ。左の煙突からもくもく煙が出るように

全体はこんな感じ。左の煙突からもくもく煙が出るように

参考としていたページには「煙突からいがらっぽい臭いがして来たら、焚き口をせばめる」と書かれていたのですが、いがらっぽい臭い・・・?という感じでうまく感じがつかめません。
10分おきくらいで臭いを確かめるのですが、これかなあ・・・というあたりで見当をつけ、焚き口に瓦を並べて穴を小さくします。

焚き口をせばめたところ

焚き口をせばめたところ

後は6時間程度で炭化が終わるそうなので、時間だけを目安に炭焼きを終了しました。

6時間経ったころ、ほとんど煙が出ていない。 本当は煙が青みがかった後に、煙突の出口あたりが透明になるそうですが、夜9時になってしまったのでよく分からない。

6時間経ったころ、ほとんど煙が出ていない。
本当は煙が青みがかった後に、煙突の出口あたりが透明になるそうですが、夜9時になってしまったのでよく分からない。

翌日朝の確認までワクワクの夜を過ごしました・・・が。。

翌朝、トタンの上の土をどかし、期待と不安の確認作業

翌朝、トタンの上の土をどかし、期待と不安の確認作業

トタンのふたを開けたところ、なんかしっとりしてる・・・

トタンのふたを開けたところ、なんかしっとりしてる・・・

がっくしの一回目炭焼きでした

がっくしの一回目炭焼きでした

中をあらためたところ、まるで生焼けの状態でした。
なんかあたり一面、失敗した部屋干しみたいな臭いがしています。

トタンと穴のすき間から中に土が入り込みすぎたことと、すき間に詰めた暖竹が思ったより乾燥しておらず全然燃えてくれなかったこと、焚き口の火おこしが弱すぎたこと、中に熱風がきちんと送られなかったこと、などなど反省点が次々に見えてきます。

まだ朝も早い時間なので、その日のうちに第二回目の炭焼きにチャレンジすることにしました。

第二回目 2015年12月27日(日)

しょぼんとしていても仕方がないし、炭材もきれいに残っているので、そのまま第二回目の伏せ焼きを実施しました。
前回の反省点を踏まえ、次の点を見直しました。

  • 窯内の左右のすき間が小さすぎたので、穴の幅を広げる(空気の流れをよくする)
  • トタン一枚では周りのすき間から土が入り込むため、トタン二枚を横に並べて使う
  • 炭材のすき間に詰めたり、焚き口で燃やすための木々には、完全に乾燥した暖竹を使う(手でぽきっと折れるもの)
  • 温度が上がるよう、穴底に瓦を敷き詰める
  • 小さい段ボールをうちわ代わりにし、窯内に熱風を送り続ける
底に瓦を敷き詰めたところ

底に瓦を敷き詰めたところ

まずは細めの木を並べ・・・

まずは細めの木を並べ・・・

次に太い木を並べる

次に太い木を並べる

炭材を積み上げたところ

炭材を積み上げたところ

今度はカラカラに乾いたダンチクを、程よいすき間を残しつつ詰めていく

今度はカラカラに乾いたダンチクを、程よいすき間を残しつつ詰めていく

上にも枝を積み重ね・・・

上にも枝を積み重ね・・・

トタン2枚でふたをする。周りから煙が漏れないよう、瓦で抑える。

トタン2枚でふたをする。周りから煙が漏れないよう、瓦で抑える。

土をかぶせて準備完了

昨日の失敗があるので、今回はとにかくガンガンに火をつけます。

大量に焚き口に火をつけて、煙突からも勢いよく煙が出てきます。

大量に焚き口に火をつけて、煙突からも勢いよく煙が出てきます。

生焼けは二度とごめんなので、ガンガンに燃やせー!

生焼けは二度とごめんなので、ガンガンに燃やせー!

まだまだ燃やすぅー

まだまだ燃やすぅー

昨日は2時間程度で焚き口をせばめましたが、今回は倍の4時間くらい燃やし続けました。
思ったよりも長くなってしまったのは、燃やすための材料が無くなる都度、周りに拾いに行っていたことが影響。
でもついに、煙突から「いがらっぽい」臭いが出てきました!
3秒と臭いを嗅ぎ続けられない、ひどい臭いです(笑)。これなら間違いようがない。

煙突からついにいがらっぽい臭いが

煙突からついにいがらっぽい臭いが

焚き口をせばめた後も、真っ赤に燃える内部

焚き口をせばめた後も、真っ赤に燃える内部

・・・がここで新たな問題が。
炭化が進んでいるためか、どんどん上にかぶせている土が沈没していきます。
上から土をかけてもかけてもあちこちから出る煙を止めることができません。
仕方がないので最後にはブルーシートで煙を漏れるのを防ぐところまで行きました。結局全然防げなかったわけですが・・・

真夜中に煙がもーくもく

真夜中に煙がもーくもく

ブルーシートで漏れる煙を止める作戦に

ブルーシートで漏れる煙を止める作戦に

そして次の日。とりあえず生焼けということは絶対にないはずなので、もし灰になっていたとしても一区切りのつもりで結果を確認します。
この開けてみるまで分からないというのが本当困るんですよね・・・

二枚重ねたトタンの真ん中が、V字型に埋もれてしまいました。

二枚重ねたトタンの真ん中が、V字型に埋もれてしまいました。

土をどかすと、ぺちゃんこに・・・。実はこの時点でトタンがまだ熱い。

土をどかすと、ぺちゃんこに・・・。実はこの時点でトタンがまだ熱い。

トタンをどかすと・・・これ。

トタンをどかすと・・・これ。

ほぼ全部、灰になってしまいました。
ただ、気分的にはなぜか昨日よりも気持ちがいい。
予期せぬことが起こったにせよ、昨日の問題点を解決できたせいでしょうか。
ほんのわずかに残ったまだ熱い炭を水を貯めるカメに入れ、第二回目の伏せ焼きを終えることにしました。

一応水ガメ二個分にはなった

一応水ガメ二個分にはなった

きれいに灰をさらったところ

きれいに灰をさらったところ

第三回目に備え、雨が入り込まないようふたをする

第三回目に備え、雨が入り込まないようふたをする

これは翌日出した炭。とりあえずこれはこれでよく出来ていました。

これは翌日出した炭。とりあえずこれはこれでよく出来ていました。

第三回目 2016年1月7日(木)

ようするに一回目(すべて生焼け)と二回目(すべて灰)の真ん中(すべて炭)を狙っていけばいいわけです。
「いがらっぽい臭い」の判断もつくようになったし、もろもろの改良を追加して、第三回目の開始です。

前回の反省点と見直したところはこちら

  • 底と側面に敷き詰めた瓦は熱くなりすぎるので止める
  • トタン二枚だと真ん中が陥没するので、大きめの鉄板(これも廃屋から拾ってきたもの)一枚に変更
  • 後半に土が沈み込み、すき間ができて空気が入り込んでしまうため、側面に段差をつけてそれ以上鉄板が落ちないようにする
  • 炭焼きの途中で、焚き木を探さなくてすむよう、多めに焚き木を準備
  • 途中の温度がわかるよう、非接触式の温度計を用意
  • 煙突の周りや焚き口、鉄板の周囲をふさぐ土から煙が漏れないよう、水で土を練って粘土化し、しっかりと空気をふさぐ
  • 敷き木が転がったりしないよう、土を盛って敷き木の代わりにする
今回の炭材。近所の倒木から切り出してきました。

今回の炭材。近所の倒木から切り出してきました。

これは炭焼き後の写真ですが、窯っぽくというか遺構っぽくなりました

これは炭焼き後の写真ですが、窯っぽくというか遺構っぽくなりました

いろいろネットで調べたところ、煙突の温度で中の状況が分かるということなので、550度まで図ることができる温度計を購入しました。
簡単にお湯の温度や土の温度を測れるので便利です。
というか、第三回目の伏せ焼きはこれのおかげでうまくいきました。

夜遅くまで作業が長引かないよう、今回は前日までにセッティングを終わらせました。

夜遅くまで作業が長引かないよう、今回は前日までにセッティングを終わらせました。

そして三回目の火が付きます。これまでは昼過ぎにこの段階でしたが、今日は朝の9時半からのスタート。

そして三回目の火が付きます。これまでは昼過ぎにこの段階でしたが、今日は朝の9時半からのスタート。

粘土状にした土でふさいでいますので、かなり完璧に煙の漏れを防ぐことができます。

粘土状にした土でふさいでいますので、かなり完璧に煙の漏れを防ぐことができます。

そして、ガンガン燃やすことわずか30分。早くもいがらっぽい臭いがしてきました。
焚き口から中をのぞき見ると、炭材に火がついていて、真っ赤になっています。
これはいかんとばかりに焚き口を小さくしました。

たった30分しか経っていませんが、一応いがらっぽい臭いの煙がガンガン出ています。

たった30分しか経っていませんが、一応いがらっぽい臭いの煙がガンガン出ています。

ここまでバタバタと作業していましたが、一段落したところで温度計を使った計測開始。

レーザーポインタを使い、焚き口からなるべく奥の温度を測る。 ただいま192度。

レーザーポインタを使い、焚き口からなるべく奥の温度を測る。
ただいま192度。

煙突からはいい感じで煙が出ています

煙突からはいい感じで煙が出ています

と思ったのも束の間、別の位置では温度が低い

と思ったのも束の間、別の位置では温度が低い

何回か計測したところ、穴の左側は高温になっていますが、右側は完全に火が消えてしまっているもよう。
内部の燃え方にムラができているようです。
このままだと第一回目の生焼けの再現になってしまいそうなので、せまくした焚き口を広げ、火をつけ直しました。

焚き口を開けて燃焼再開。

焚き口を開けて燃焼再開。

何度か焚き口をせばめる→広げて燃やし直すを繰り返したのち、作業開始から二時間たった11時半ごろついに全体が一定した温度になってくれました。

左右・奥手前ともに350度前後になりました。

左右・奥手前ともに350度前後になりました。

ここで一度お昼を食べに家に帰り、1時半ごろ戻ってきたら、ものすごい勢いで煙が出ています。
炭化が進み全体が10センチくらい陥没したため、すき間ができて一気に中身が燃えていました。
焚き口から中を覗き込むと、全体が赤々と燃え盛っています。
こりゃまずいっっ!!と焚き口を完全に閉じ、あっという間に作業完了しました。
あまりの急展開に写真は撮っていませんが・・・

焚き口をせばめてから6時間くらい放っておけばいいと思いこんでいて、安定した経過に気が緩んでいましたが、わずか2時間で炭化が完了してしまいました。
朝の9時半から初めて午後1時半に終わったので、これくらいなら気軽に作業できていいかも。

煙突は瓦製のためかほとんど温度が上がらず、結局焚き口から中の温度を測るだけになりました。
それでも中の状態を推し量ることができるので、温度計は炭焼きの必須アイテムといえます。

煙突を抜き、土をかぶせたところ。上から土と水をまき、不意の陥没に備えます。

煙突を抜き、土をかぶせたところ。上から土と水をまき、不意の陥没に備えます。

そして翌日。

あれから結局、土が陥没することもなく、不安と期待のオープンの時間です。
今回はうまくいきそうな予感があり、夜もあまり眠れませんでした。
正直寝つきはすごく良いほうなので、ワクワクして眠れないのは子供のころの遠足の時以来かも・・・。

誰にも踏まれないよう、封印(上のバッテン)を施した伏せ焼き場

誰にも踏まれないよう、封印(上のバッテン)を施した伏せ焼き場

想定通り、段差のところで陥没が止まっていました。

想定通り、段差のところで陥没が止まっていました。

土をどかして・・・いざオープン

土をどかして・・・いざオープン

出来てた!

出来てた!

生焼けの場所も残っていましたが、大成功です。

生焼けの場所も残っていましたが、大成功です。

出来上がった炭。けっこう灰になってしまいましたが、三度目の正直に大満足です。

出来上がった炭。けっこう灰になってしまいましたが、三度目の正直に大満足です。

残念ながら生焼けだった炭材

残念ながら生焼けだった炭材

そして最後の一人反省会。

  • 敷き木代わりの盛り土に触れていた部分が温度が上がらず、生焼けになってしまった
  • 最初の火付けは1~2時間くらいかけて、焦らずに全体の温度をじっくり上げること
炭焼き場のすぐ隣の梅も、もうつぼみが大きくなってきました

炭焼き場のすぐ隣の梅も、もうつぼみが大きくなってきました

さっそく火鉢での使用。細かくて少し使いにくいですが、何といっても自家製・自家用です。 何の文句もありません。

さっそく火鉢での使用。細かくて少し使いにくいですが、何といっても自家製・自家用です。
何の文句もありません。

炭焼き後、近所の漁師さんからもらったマナガツオ。

炭焼き後、近所の漁師さんからもらったマナガツオ。身の部分はお造りに、あらと骨は七輪で出来立ての炭を使ってあぶり焼きにしました。

すごく時間と根気のかかった炭づくりですが、とりあえず満足できるところまでたどり着けて本当によかったです。
近所に詳しい人がいればもう少し早く正解にたどり着けるのでしょうが、いかんせん周りは漁師さんばかりなので、炭焼きに詳しい方を見つけることができませんでした。

でも失敗を面倒がらなければ、ずぶの素人でも一人で炭を焼くことができるものです。

火鉢を使いたいとお願いした時も周りに驚かれましたが、炭焼きをしていることがばれたらまたも驚かれました。
今時ガスも灯油も電気も簡単に安く手に入りますから、あえて炭を使うことなんてないですもんね。

じゃあなんで自分はこんな事をしているのかというと、やはり2011年3月11日の東日本大震災の影響が大いにあると思います。インフラ止まっちゃったらどうするんだろう・・・という。

炭を自分で作ることができるというのは、大げさに言うと燃料代がいらないということです。
調理もできますし、暖を取ることができます。
炭にしなくても薪で同じことができなくはないですが、個人的には煙が出ず、軽量で持ち運び性能も高い炭が好きなんですよね。

もともとが吝嗇な性格で、プログラマーになったのもパソコン一台と電気代だけで仕事ができるというのが性に合ったんだと思います。
135歳まで生きるつもりで暮らしていますので(2112年、ドラえもんの誕生年に135歳になる)、ずっとお金を稼ぎ続けるのではなく、お金がなくても生きていけるようにいろいろとスキルを身に着けているところです。

純粋なカーボンに近い炭を、何の特別な機械もなしに手作りで生成できるというのは、心惹かれるものがあります。
ドラえもんに出てくる「ドライライト」は未来の燃料ですが、炭の持つポテンシャルに通じるものがあるように感じます。
そういえば「ドライライト」も地面に穴を掘って作ってたなあ。

まだまだ炭づくりの入口に立ったところですが、これからもスキルを高めていきたいです。
・・・こんなに長々しい記事を書いたのは初めて。

料理 日常 沼島

梅肉エキスづくりで大失敗の巻

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畑に生えている梅の木。 小ぶりな木ながら大量の梅の実がついています。

畑に生えている梅の木。
小ぶりな木ながら大量の梅の実がついています。

沼島でお借りしている畑には梅の木が3本生えており、5月に初めて畑を訪れた時からたくさんの梅の実が気になっていました。
毎年梅の実はスーパーなどで買っていたけれど、今年は買わずに済みそうだぞ・・・と。

とはいえ借りている畑です。
畑の持ち主さんに聞いてみたところ、数年前に亡くなられた奥様が毎年梅酒を漬けられていたそうですが、最近はご主人が自分で作ることもないので、自由に使ってくださいとのこと。
持ち主さん分の梅酒もまとめて作る約束をして、自由に梅とりすることになりました。

好きにできることが分かってからは、梅酒、梅酵素、梅ジャム、梅干しと梅仕事にいそしんでいるのですが(主に妻)、とにかくたくさんあるので、たまたま本に載っていた「梅肉エキス」というものを作ることにしました。

『梅肉エキス』
材料
青梅ニkg
 
つくり方
1. 青梅を水洗いし、ヘタを取り水気をふく
2. 酸に強い陶器かセラミックのおろし器で一個ずつすりおろし、さらしに包んで汁を十分に搾る
3. 土鍋かガラス鍋に入れて弱火にかけ、アクを取りながら、ときどき木べらで混ぜながら気長に煮つめる。煮つまってきたら、たえず鍋底をこするように混ぜながら火を通す。黒くとろとろになり、木べらで鍋底に筋が引けるようになったらでき上がり。粗熱をとってビンに移す
 
メモ
常温で何年でも保存できます。

梅肉エキス?という感じだったのですが、青梅だけで作れるし塩も使わないので、大量の梅の消費には持ってこいだなと思いつつおろし器でおろしていきます。
2kgの梅を手作業で下ろすのは気が遠くなるほど大変で、録画していた映画(ハリー・ポッターと秘密の部屋)を見ながら作業しました。
1時間半くらいかかって全部おろし終わり、(ちょうどいい布がなかったため)ザルで果肉と汁を分けます。

ここで大間違いを犯してしまいました
梅肉エキスという名前から想像していたのは練梅のようなもので、果肉をジャムみたいに煮詰めて作るんだろうと思い込んでいたのです。
最初に汁を分離するのは何となく解せなかったのですが、こっちのほうが早く水分抜けるからかなあと変な思い込みのまま、じゃあじゃあと梅の汁を捨ててしまいました。

それで、残った果肉をほうろう鍋に入れて火にかけて、作り方をもう一度見なおしたところ、「黒くとろとろになり」「木べらで鍋底に筋が引けるようになったら」の文字が目に・・・。
木べらで鍋の中の果肉をこねていても、どうもこの状態になりそうにありません。

うわーーーーーーーーっっっ!しまった~~~~~~~~!

ええ。これって汁の方を使うんですね。
何で「梅エキス」じゃなくて「梅肉エキス」って名前にしたんだよおーーーーー。紛らわしいんじゃボケー!

と散々悪態をつき、妻にはバカにされ、これまでの一時間半を思って呆然としてしまいました。
・・・が、トライアンドエラーは仕事柄慣れているので、二回目の挑戦です。
何時間もの作業が完全に無駄になったと分かった時にも気持ちを切り替えられるかどうかが、プログラマーとして求められる資質かもしれません。

畑に上り、残った梅を見つけ(とにかく取りきれないほどある)、今度は2.5kgの梅で再トライです。
またまた録画していたテレビを見つつ(劇的ビフォーアフター)、指に梅がしみるので指サックをつけつつ、1時間半かけて全部おろし終わりました。

今度はしっかりと絞りきり、2kgちょっとの汁をホーロー鍋に入れて、弱火にかけます。
その間、出来上がった梅肉エキスを入れるためのビンを探して用意していたのですが、鍋の中の汁はどんどん蒸発して無くなっていき、用意したビンはいかにも大きすぎます。
3分の1くらいになった時もまだサラサラで、これはおかしいんじゃないかとインターネットで「梅肉エキス」を検索したい欲が出てきたのですが、グッと我慢します。参考書の問題につまづいて、答えを見るような無粋な真似はしたくないですよね。

その後も梅汁はどんどん蒸発していき、作り方の「黒くとろとろになり」「木べらで鍋底に筋が引けるようになったら」の意味がようやく理解できてきました。
これってほんのちょっぴりしか出来ないのね。

練梅的なものを納豆や和物に混ぜて使うつもりでいましたが、どうやらミキプルーン風なものを作っているようです。
健康食品かな・・・?

火にかけて30分後

火にかけて30分後

一時間後

一時間後

二時間後

二時間後

二時間半くらいででき上がり

二時間半くらいででき上がり

そしてついに、完全に煮詰まったものを小瓶に移しました。少な!
ヘラについた梅肉エキスをなめたら、、超々すっぱい!突き上げるような酸味に驚きました。
かなり酸っぱい梅干しを10倍強力にしたような、梅干しを食べるだけでは絶対得られない酸っぱさ加減です。

半日の労働の結晶、いやエキスです

半日の労働の結晶、いやエキスです

あらためてネットで「効能」を探したところ、下痢や便秘、胃腸の活性化、血液サラサラ・・・になるそうです。
ミキサーでより簡単に作る方法もあるみたいです。

それにしても、2.5kgの梅がこんな小瓶半分になってしまうとは驚きです。
買ってきた梅ではとても作る気になりませんが、梅がとれ過ぎて持て余している人にはいいですよね。
全部梅干しにしても全部食べたら塩分過多になりそうだし、梅酵素にしても冷蔵庫の場所を取るし、常温で何年でも保存できる梅肉エキス。今年は梅干し作るのやめようかなあという人におすすめです。

MAKE 日常 沼島

太鼓の台の製作

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5. 木工ボンドでとめて出来上がり。

今住んでいる家のすぐ裏には山があり、山へと続く道もきれいに整備されています。
沼島には島中の山をぐるりと歩けるようなトレッキングコースがあり、先日は全4時間コースのうちの半分くらいを家族で歩いてきました。

沼島といえば海!釣り!という人が多いためでしょうか、トレッキングコースはいつも人気がなく、の~んびりと歩くことができます。

昨日はそんな山で拾ってきた木の枝を使って、子どもが持っているミニ大鼓の台を作ってみました。

1. 太めの枝を7センチ位の長さに切り揃えます。

1. 太めの枝を7センチ位の長さに切り揃えます。

2. 太鼓の大きさに合わせて、細い枝を4つ同じ長さに切ります。

2. 太鼓の大きさに合わせて、細い枝を4つ同じ長さに切ります。

3. 太い方の枝に、細い枝を挿しこむためのあなを開けます。

3. 太い方の枝に、細い枝を挿しこむためのあなを開けます。

4. 穴に細い枝が入るよう、ナイフで調整

4. 穴に細い枝が入るよう、ナイフで調整

5. 木工ボンドでとめて出来上がり。

5. 木工ボンドでとめて出来上がり。

置く位置によって叩いた時の音が変わりますので、一番いい音のところを見つけるまで時間がかかります。
表、裏のどちらでも使えるので、ベストポジションを探してみたいと思います。

あと、4番めの写真の写っている青いのは、先日お隣りさんからもらった古いバインダーをナイフで加工して作った、レゴブロックの色分け用ケースです。
木工にもすごく便利でいい!

日常 沼島

沼島(ぬしま)への引っ越し

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船の舵も触らせてもらいました。

ニ年の間お世話になった津井を離れ、3月末に沼島(ぬしま)へ引っ越しました。
津井と沼島は同じ南あわじ市ですが、津井が淡路島の瀬戸内海にあるのに対し、沼島は太平洋側に浮かんでいます。

我が家はこれまでも何度か引っ越しがあったのですが、間違いなく一番難易度の高い引っ越しでした。

  • 津井から土生港まで2トントラックで三往復(片道50分)。
  • 土生港にてチャーターした船に荷物積み込み。
  • 沼島港からはお借りした軽トラ2台に荷物を載せかえて、新居近くの道路まで運び込み。
  • 家はかなり奥まったところにあるため、軽トラから下ろした荷物を3台の台車で家まで運び込み。

船を津井の港湾につけてもらえればもう少し楽だったろうなあ・・・
津井の友人、その友人の友人、沼島港で軽トラへの載せかえを手伝って下さった方々のおかげで、一日がかりの引っ越しは無事に終えることができました。

沼島見えてきたー!というのはウソで、土生港から見えてます。 沼島汽船でちょうど10分の距離。

沼島見えてきたー!というのはウソで、土生(はぶ)港から見えてます。
沼島汽船でちょうど10分の距離。

船の舵も触らせてもらいました。

船の舵も触らせてもらいました。

沼島に引っ越してきて早20日間。
息子の入学式も終わり、小学校の全校生徒の名前も全員覚え(息子を入れて11人)、釣りの本も図書館で借りてきて、少しずつ新しい生活に馴染もうとしているところです。
沼島の皆さま、どうぞよろしくお願いします。

日常 淡路島

津井の「的射の儀」に出させてもらいました

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的射の儀

去年はだんじり祭りに参加しましたが、今年はなんと!的射の儀(まといのぎ)という神事に呼ばれて、およばずながら細腕をさらけ出して来ました。

的射の儀というのは津井春日神社の春の大祭で催される神事で、6人の男衆がそれぞれ30本の矢を的に向かって放ち、悪霊(鬼)祓い・五穀豊穣・家内安全を祈願するものです。
南あわじ市の重要無形民族文化財に指定されています。

的射の儀にて。全員で矢をつがえる様子

的射の儀にて。全員で矢をつがえる様子

以前は津井の各地区が順繰りに持ち回りで行っていたそうですが、人が少なくなってきたため、最近では全地区から射手を募るように変わったそうです。
また、これも以前は射手を選ぶのに「若くて未婚の長男男子」といった条件があったそうですが、今は全て一致していなくても良いことになっています。
私の場合「男子」しかマッチしていないわけですが、ご近所には条件から外れていたとか、ちょうど属している地区の持ち回りの時に住んでいなかったなどの理由で射手になったことがない方が結構いて、何だか申し訳ないなと思ってしまいます。

射手に選ばれた後、祭りの1ヶ月まえから週二回集まって、練習を行います。
矢を射る前には舞のような型があり、矢の構え方や放ち方など六人の息がそろうよう練習を繰り返しました。
何といっても矢を射る瞬間が一番面白く、真ん中に当たる当たらないは神事の出来に関係ないと言われつつも、やはりど真ん中に当たるのを狙って競うように何度も矢を打ち続けました。
今年は20代が4人、30代が2人の計6人でしたが、とても気の合う顔ぶれだったため、いかに上手に弓矢を扱えるか情報共有し続けられて、最後まで楽しい1ヶ月間でした。

舞の様子

舞の様子

本番の日。津井の公民館に朝6時から集まり、毎年着付けをしてくださる方がいらっしゃって、人生初の裃(かみしも)・袴(はかま)に袖を通します。
射手の保護者(妻帯者の場合は妻)がお手伝いとして参加してもらうことになっており、うちは6歳の子どもも一緒に来たので、厳かな雰囲気というよりはわいわいとにぎやかに写真を撮ったり話をしたりしていました。

1ヶ月間練習で指導して下さった昨年の大舞(おおまい。的射の儀の最初に行われる特別の演技)担当のかずやさんや、的射の儀そのものを取りまとめされている総裁・副総裁、その他多くの役の方々も、みな今日の晴天を喜び、楽しんでらっしゃるようでした。
この1ヶ月間めっちゃ大変でしたもんね。

皆でお膳の朝食を頂いた後、まず隆泉寺にお参りします。
神事の前にお寺に参るのは不思議な感じもしますが、話せば長い津井独特の歴史ゆえに必要なことのようです。

その後下駄を鳴らしながら、小高い場所にある春日神社まで歩きます。
この日はぽかぽかと暖かい春の陽気で、とにかく心配だった雨の心配もなくなり、何となくうきうきとした気分で風景を楽しみました。
もし雨だった場合は屋根もテントもない場所で、2時間立ったり座ったりの憂き目に合うことになるので、本当にラッキーでした!

とにかく今年一番のいいお天気でした!

とにかく今年一番のいいお天気でした!

この時点で朝の9時半くらいでしょうか。
だんじりもボチボチねり歩き始めたところで、たいていの人はだんじりを見に行っています。
私も去年はだんじりの方でしたので、こんなことが春日神社で行われているなんて何も分かっていませんでした。
もし津井の春の大祭を見に行こうと思われている方は、ぜひ朝の9時半から春日神社に的射の儀を見に来て下さいね。
特に美しい大舞は最初の15分しか見られませんので・・・

大舞の様子。ゆったりとした中にも緊張感のある時間です。

大舞の様子。ゆったりとした中にも緊張感のある時間です。

今年の大舞はミニビリヤード仲間のマーキーさんで、津井に次々と新しい風を送り込んでいるとにかくバイタリティのある人です。
前年のかずやさんの大舞は柔らかな身のこなしがとても美しかったのですが、今年のマーキーさんの大舞は一つ一つの体のパーツを意識した、非常に端正な舞でした。

15分間の大舞の後、ついに全員で30本の矢を打ち続けます。
一度に2本の矢を「矢拾い」の子どもから受け取り、1本ずつ放ちます。
それを7セット+5セット+3セット=計15セット繰り返します。

矢拾いの子どもから、矢を受け取るところ

矢拾いの子どもから、矢を受け取るところ

矢を放つ一回ごとに短い舞を行うのですが、弓矢を構えたままぐるりと1.5回転(後ろに半回転+さらに360度の一回転)します。
練習初めのころは単に舞を舞っているだけだと思っていましたが、練習の終わり頃に、これは体の中心を見つけるために必要な手順なのではないかと思うようになりました。
実際この1.5回転がうまく出来た時は、矢もうまく的に当たるのです。
ゆっくりと回転するため、短気な私はつい回転速度が速まってしまっていたのですが、これに気づいてからはじっくりと丁寧に回転するよう心がけるようにしましたよ。

私の好きな一枚。本殿側からの眺めなので、神様から見たらこんな感じでしょうか。

私の好きな一枚。本殿側からの眺めなので、神様から見たらこんな感じでしょうか。

あとから妻に聞いたところ、誰が的に当たって誰が外れたかは、横から見ていても全然分からなかったそうです。
ですが、矢を放つ本人たちからはよく分かるため、何度も何度も放ちながらも、うまく当たった!とか的にすら当たらなかった・・・など一喜一憂しています。
それでも6人全員、練習の成果を出しきることが出来たのではないでしょうか。
私自身は最初の一本と最後の一本がど真ん中に当たったので、それだけで大満足しています。

資料として毎年写真や動画を保存されているそうです。 たくさんの写真を頂きました。

資料として毎年写真や動画を保存されているそうです。 たくさんの写真を頂きました。

そして今年の的射の儀がスペシャルなのは、津井に住む写真家の山田脩二さんが一連の写真を撮ってくださったことです。
今回アップしている写真はすべて山田さんによるもので、もったいないやらありがたいやら。。
山田脩二さんにお願いして下さった総裁・副総裁の超グッジョブ!です。

神事であることだけは常に念頭に置いていました。

神事であることだけは常に念頭に置いていました。

参加させていただき、本当にありがとうございました。

お昼ごはんを食べた後は、もちろんだんじりにも参加しましたよ!

お昼ごはんを食べた後は、もちろんだんじりにも参加しましたよ!

日常 淡路島

春の津井の町並み

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キラキラスポット近くの桜。だんじり祭の頃はまだ咲いていませんでしたが、本当にきれいな桜です。

普通に散歩しているつもりがすぐ迷子になってしまう(?)、不思議な津井の写真日記です。

南あわじ市の瀬戸内海側にある小さな町津井は、中央、雁子、中津浦、内原、本村、西本村の地区に分かれており、海が見える散歩コースとしておすすめなのが中央、雁子、中津浦です。

ただ、この3つの地区は大きな三角形の形をしているせいか、まっすぐ歩いているつもりが思わぬ方向に進んでいることが多く、歩いていて「ここは異次元空間か?!」と言いたくなることもしばしば。
初心者のかたはコンパスを持参されることを、割と本気でおすすめします。

写真家、瓦師でいらっしゃる山田脩二さんのだるま窯。 一見小さな窯ですが、一度に1,000枚(!)くらい焼けるそうです。

写真家、瓦師でいらっしゃる山田脩二さんのだるま窯。
一見小さな窯ですが、一度に1,000枚(!)くらい焼けるそうです。

津井郵便局の前の桜。 風力発電との組み合わせが南あわじっぽい。

津井郵便局の前の桜。
風力発電との組み合わせが南あわじっぽい。

カラテカワラ・・・空手瓦。あの瓦を作っています。 この瓦を作っているヒサやんは最高15枚くらい重ねた瓦を割ったそうです。 私も2枚重ねを割らせていただきましたが、最高に楽しい! 津井の人気アクティビティの一つです。

カラテカワラ・・・空手瓦。あの瓦を作っています。
この瓦を作っているヒサやんは最高15枚くらい重ねた瓦を割ったそうです。
私も2枚重ねを割らせていただきましたが、最高に楽しい!
津井の人気アクティビティの一つです。

カラテカワラを作っている谷池健司製瓦所さんの路上ギャラリー。 「のし」という、屋根の一番上に乗っける部分を専門に作られています。

カラテカワラを作っている谷池健司製瓦所さんの路上ギャラリー。
「のし」という、屋根の一番上に乗っける部分を専門に作られています。

川尻谷のこいのぼり。 この広場は、春はだんじり唄のお披露目場、夏はラジオ体操の場所。

川尻谷のこいのぼり。
この広場は「ラジオ体操の場所」といつも呼んでいたのですが、だんじり唄のお披露目場でもありました。川尻谷という名前もその時聞いたのですが、ちゃんと呼び名が付いているなんて思いもしませんでした。

瓦を積んだ塀。津井のあちこちで見かけます。 ちゃんと人に聞いたことが無いですが、割れた瓦などを再利用しているのでしょうか・・・?

瓦を積んだ塀。津井のあちこちで見かけます。
ちゃんと人に聞いたことが無いですが、割れた瓦などを再利用しているのでしょうか・・・?

川尻谷から細い流れに沿って歩くと海に。

川尻谷から細い流れに沿って歩くと海に。

防波堤に出てすぐにある登里製瓦。 400年続いている津井の瓦づくりの中では「まだ若い」そうですが、それでも3代続けて瓦を作り続けられているそうです。

防波堤に出てすぐにある登里製瓦
400年続いている津井の瓦づくりの中では「まだ若い」そうですが、それでも3代続けて瓦を作り続けられているそうです。
メチャ物知りな登里おじさんが何でも教えてくれます。

登里さんが作っているのは、屋根瓦の一番外側の部分。 家紋つきの瓦が外に展示してあり、壮観です。

登里さんが作っているのは、屋根瓦の一番外側の部分。
家紋つきの瓦が外に展示してあり、壮観です。

防波堤沿いにある瓦工場。 人気も車もないので、かってにスケボーの練習場にしています(おい)。

防波堤沿いにある瓦工場。
人も車もないので、かってにスケボーの練習場にしています(おい)。

防波堤沿いの道。ここでスケボーをすると、波の音が気持よく、サーフィンしている気分になれます。 車も人も来ないので、安心。

防波堤沿いの道。ここでスケボーをすると、波の音が気持よく、サーフィンしている気分になれます。車も人も来ないので安心。

登里さん近くの道。 この辺りは土の感じがいかにも粘土質で、独特の趣があります。

登里さん近くの道。
この辺りは土の感じがいかにも粘土質で、独特の趣があります。

粘土質の土。 昔は津井の土を使って瓦を作っていたそうです。 燃料である亜炭も津井で掘り出していたそうで、今でも炭鉱が残っているとか。

粘土質の土。昔は津井の土を使って瓦を作っていたそうです。
燃料である亜炭も津井で掘り出していたそうで、今でも炭鉱跡が残っているとか。

花壇や畑でも、瓦を使っている様子をしばしば見かけます。

花壇や畑でも、瓦を使っている様子をしばしば見かけます。

法王寺。ここの瓦はすごいというか面白いです。装飾的な瓦が多く、通る度にデコレーションケーキ・・・と思ってしまいます。

法王寺。ここの瓦はすごいというか面白いです。
装飾的な瓦が多く、通る度にデコレーションケーキ・・・と思ってしまいます。

法王寺の鬼瓦。全部でいくつの鬼瓦を使っているんだろう・・・?

法王寺の鬼瓦。全部でいくつの鬼瓦を使っているんだろう・・・?

瓦工場にもこいのぼり。

瓦工場にもこいのぼり。

津井港。津井にもちゃんと港がありますよ。 となり町の湊(みなと)と紛らわしいので、港湾(こうわん)という呼び名がついています。 ここの堤防は珍しい石積み式で、この不思議な景色を見ていると時間をタイムスリップした気分にさせてくれます。

津井港。津井にもちゃんと港がありますよ。
となり町の湊(みなと)と紛らわしいので、港湾(こうわん)という呼び名がついています。
ここの堤防は珍しい石積み式で、この不思議な景色を見ていると時間をタイムスリップした気分にさせてくれます。

石積みの堤防の上も歩けます。

石積みの堤防の上も歩けます。

中津浦。小さな海水浴場があり、去年の夏は何度も泳ぎに来ました。 地元の幼稚園もここに遊びに来ます。

中津浦。小さな海水浴場があり、去年の夏は何度も泳ぎに来ました。
地元の幼稚園もここに遊びに来ます。

防波堤沿いを歩いていると、しょっちゅう見かける海に伸びる斜めの通路。 昔は船で大阪まで瓦を運んでいて、その名残が残っているとのこと。

防波堤沿いを歩いていると、しょっちゅう見かける海に伸びる斜めの通路。
昔は船で大阪まで瓦を運んでいて、その名残が残っているとのこと。

昔はここからも瓦を運んだのでしょうか。 いまや海底遺跡のようです。

昔はここからも瓦を運んだのでしょうか。
いまや海底遺跡のようです。

御陣馬(おじんば)の岩上様。 さっぱりとした雰囲気の神社です。 この辺りでは、よく海藻取りをしている人を見かけます。

御陣馬(おじんば)の岩上様。
さっぱりとした雰囲気の神社です。
この辺りでは、よく海藻取りをしている人を見かけます。

春の花々。

春の花々。

野草の花でいっぱいの空き地。

野草の花でいっぱいの空き地。

中津浦で一番大好きな道。 くねくね坂を自転車で降りるのは最高に気持ち良い!

中津浦で一番大好きな道。
くねくね坂を自転車で降りるのは最高に気持ち良い!

中津浦からくねくね坂を通って中央に戻るところ。 眺めがすごくいいです。

中津浦からくねくね坂を通って中央に戻るところ。
眺めがすごくいいです。

中央にあるため池の亀さん。 冬の間は冬眠で見かけませんでしたが、3月に入って暖かい日にはひなたぼっこしている姿が見られるようになりました。 人が近くを通るとすかさず水の中に隠れます。

中央にあるため池の亀さん。
冬の間は冬眠で見かけませんでしたが、3月に入って暖かい日にはひなたぼっこしている姿が見られるようになりました。
人が近くを通るとすかさず水の中に隠れます。

キラキラスポット近くの桜。だんじり祭の頃はまだ咲いていませんでしたが、本当にきれいな桜です。

キラキラスポット近くの桜。だんじり祭の頃はまだ咲いていませんでしたが、本当にきれいな桜です。

お気に入りのキラキラスポット。奥にオリーブ園があります。

お気に入りのキラキラスポット。奥にオリーブ園があります。

ここの花壇にも瓦。

ここの花壇にも瓦。

あちこちで見かける、注意看板ぼうや。 4月になって突然新調されていて驚きました。 誰が描いてるんだろ??

あちこちで見かける、注意看板ぼうや。
4月になって突然新調されていて驚きました。
誰が描いてるんだろ??

瓦葺きがきれいな辰美小学校。 引越し前に忍び込んで、勝手に見学しましたが、とてもきれいな新しい学校です。

瓦葺きがきれいな辰美小学校。
引越し前に忍び込んで、勝手に見学しましたが、とてもきれいな新しい学校です。

津井幼稚園脇の花壇。 先生方が頻繁にお手入れされています。

津井幼稚園脇の花壇。
幼稚園の先生方が頻繁にお手入れされていて、一年中きれいな花を咲かせています。

だだっ広い西淡グラウンド。朝ここでジョギングしています。 もともと山だったのを切り崩して、グラウンドにしたそうです。切り崩した時に出た土砂をとなり町の湊に運んで、湊港の埋め立てに使ったんだそう。 「西淡」とは、以前この津井近辺が西淡町だったため。再編されて今は南あわじ市になりました。

だだっ広い西淡グラウンド。朝ここでジョギングしています。
もともと山だったのを切り崩して、グラウンドにしたそうです。切り崩した時に出た土砂をとなり町の湊に運んで、湊港の埋め立てに使ったのだとか。
「西淡」とは、以前この津井近辺が西淡町だったためで、再編されて今は南あわじ市になりました。

今回載せた写真はGPS付きのカメラで撮影しましたので、Picasa+Googleマップで写真地図を作りました。
津井にはまだまだ面白いスポットがあちこちにありますので、また気が向いた時に写真記事を作りたいと思います。


より大きな地図で 春の津井の町並み を表示

日常 淡路島

津井のだんじり祭りに参加しました(2/2)

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だんじりを支える棒の外側は遠心力がかかって非常に危険なので、新米の私は一番だんじりに近い側を持つことにしました。

« 津井のだんじり祭りに参加しました(1/2)

これが2014年のだんじり祭りの様子です。

この動画では、前半が中央地区、後半が中津浦地区のだんじりとだんじり唄が登場しています(私は中央地区)。

だんじりを支える棒の外側は遠心力がかかって非常に危険なので、新米の私は一番だんじりに近い側を持つことにしました。

だんじりを支える棒の外側は遠心力がかかって非常に危険なので、新米の私は一番だんじりに近い側を持つことにしました。

春日神社にて、だんじり唄を奉納しています。

春日神社にて、だんじり唄を奉納しています。全員、超真剣です。

お祭りの前日にだんじり(布団だんじり)を組み立て、当日は朝から町の中を練り歩き、春日神社でだんじり唄を奉納するというのが流れです。
去年はお祭りの直後に引っ越してきたので、そもそも見るのも初めてだったのですが、格納庫に収まっているだんじりを見た時はその大きさに驚きました。

お祭り前日にだんじりを準備するところ。

お祭り前日にだんじりを準備するところ。

あらためて写真や動画で見ても、こんなの良く動かせたなあ・・・と。
だんじり当日にうっかり新品の靴下を履いて行ったら、1日で穴が開いてしまいました。

だんじり祭といえば、大阪は岸和田のものが有名ですが、近畿地方で広く行われているお祭りだそうです。
淡路島の中でも南あわじ市は盛んに行われており、なかでも阿万は祭りで唄われるだんじり唄の本家ということで大変に人気があるそうです。

YouTubeで「南あわじ だんじり祭」と検索すると各地のだんじり唄を聞くことが出来ますが、もっぱら唄われているのは「玉三(玉藻前旭の袂三段目 道春館の段)」という芝居の一部分です。
唄の節を覚えてから聴き比べると、地域ごとに節回しやテンポが違うのが分かります。

津井(中央)のだんじり唄はテンポや節回しに勢いがあり、活気があって個人的に気に入っています。
同じ地区でも昔と今ではだいぶ節が変わっているそうで、その時々に参加する人々にもまれて変化してきたんでしょうね。

だんじりの「布団」部分に赤い布を巻くところ。

だんじりの「布団」部分に赤い布を巻くところ。

週2回の練習は地域の集会所で行われ、小学生の子どもたちは太鼓を、大人は唄を練習します。
練習と言ってもお酒を飲みながら、近況を話し合ったり、互いのソロパートを聞きあったりと、のんびりとしたもので、今思い返してもとても楽しいひとときでした。
概して淡路島の男性は仕事熱心で、平日はなかなか挨拶したり話をする機会がなく、この練習中に初めて知り合った方がほとんどでした。

子どもたちは、だんじりの担ぎ棒の端に付いている金具をピカピカに磨くのがお仕事。

子どもたちは、だんじりの担ぎ棒の端に付いている金具をピカピカに磨くのがお仕事。

津井は瓦を作る工場が非常にたくさんありますので、瓦づくりに携わっている方も多く参加されていました。
他にも大工さんや屋根職人などもいて、仕事で物づくりされている方の話はとても興味深いものです。ついつい質問ばかりしていたような気がします。
練習で知り合いになった鬼がわら職人の方から鬼瓦づくり体験会に誘っていただき、マイ鬼瓦を作るという超貴重な機会を得たこともありました。

お祭りはもちろん当日が一番盛り上がるのですが、練習や準備を通して地域の人達を結びつける大切な行事なんだなあと、この歳になって初めて知ることが出来た次第です。

大家さんから、とっても美味しい特製のお寿司とお赤飯をたくさんいただきました。 地域に伝わる特別なお寿司だそうです。 お赤飯は息子がほとんど全部食べてしまいました・・・

大家さんから、とっても美味しい特製のお寿司とお赤飯をたくさんいただきました。
地域に伝わる特別なお寿司だそうです。
お赤飯は息子がほとんど全部食べてしまいました・・・

日常 淡路島

津井のだんじり祭りに参加しました(1/2)

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春日神社にて、だんじり唄を奉納しています。
津井郵便局の前の桜

津井郵便局の前の桜

2013年の春に淡路島の津井に引っ越してきて以来、この4月で一年が経ちました。

うちの家族はこの津井という町が好きで住み着いたわけですが、就農移住などの方々と違ってほとんどずっと家に閉じこもっている仕事柄、なかなかこの土地の人と話すきっかけもないかなあと思っていました。

ところがどっこい、子供が通う幼稚園のママ友・パパ友と知り合えたのをきっかけに、少しずつお話できる友達が増えてきて、最近では引っ越すきっかけとなった素敵な場所(パートナーのブログで「キラキラスポット」と書かれているところ)の持ち主ともつながることが出来たりもしました。

春仕様のキラキラスポット

春仕様のキラキラスポット

そしてこの3月に、津井のだんじり祭に参加することで知り合いがぐっと増え、津井の町散歩もさらに楽しく出来るようになりましたよ。

だんじり祭に参加出来たのは、同じ津井に住むマーキーさんという気さくなお兄ちゃんのおかげ(どうもありがとう!)。
マーキーさんに「だんじりの練習見に来ない?」と誘われて、恐る恐る会合に参加したのが3月頭。地元の人が子供の頃から行ってきた行事に、よそ者がホイホイ入っていっていいのかしら・・・という恐縮した思いをもちつつも、週2回の練習に顔を出す度にすこ~しずつ互いに打ち解けていくことが出来たように思います。

それにしても、住んでいる町に知り合いがたくさんいるっていうのは、どことなく不思議な、面白い感じですね。
実家のある熊本を出てからは、大きな街(東京、大阪、パリ)にずっと住んでいましたので、町を歩いていたりスーパーで買い物をしている時に知り合いに出会うなんてことはまず無かったのですが、外に出れば当然のように町の人と挨拶するという、このホーム感。
新顔に気さくに声をかけてくださる地元の方の優しさに感謝です。

ため池に住む亀。近づくと気配ですぐに逃げてしまうので、遠目にしか観ることが出来ません。

ため池に住む亀。近づくと気配ですぐに逃げてしまうので、遠目にしか観ることが出来ません。

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