Ajaxプログラミング講座
2011年10月講座開催のお知らせ [NEW] ↑
2011年10月に、下記の要領で講座を開催いたします。
2011/10/13(木)に参加費無料の事前説明会がありますので、ご興味をお持ちの方は是非ご参加ください。
日程 |
[事前説明会]
[講座]
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場所 |
シンク株式会社 住所:〒160-0016 ※この度の講座開催のため、快く場所を提供して下さいました。 |
定員 | 5人 |
費用 | 39,000円(1人あたり。税込み) |
参加条件 | ノートPCをご持参ください!(お持ちでない方は事前にご相談ください) |
または、smilkobuta@gmail.comまでお気軽にどうぞ。
どうしてAjaxなのか ↑
2004年に公開されたGoogleマップの登場以降、Ajaxはあっという間にリッチインターフェースの要となる技術となりました。今ではjQueryなどのツールを使ったAjaxプログラミングはとても一般的になっており、ご自分で開発したことがあるという方も多いのではないかと思います。
AjaxとはAsynchronous JavaScript and XMLの略で、本来JavaScriptとXMLを使った非同期処理のことを指しますが、最近ではユーザー操作によって表示が切り替わったり、ツールチップを表示するといったサーバーとの通信を伴わない動的コンテンツ全般をAjaxプログラムと呼ぶことが多くなっています(ここでもその意味で使っています)。
Twitterのコアテクノロジとして採用されたり、スマートフォーン用のアプリでjQueryが利用されるなど、Ajaxプログラミングはその活躍の場を大きく広げていますが、なぜか私の周りにはAjaxを使いこなしているというプログラマがそれほど多くありません。
私は開発の仕事と並行して講師の仕事も行っていますが、JavaやPHP、C#などといったサーバーサイドのプログラミングがほとんどで、Ajaxプログラミングというクライアントサイドのプログラミングの研修はありません。
開発でAjaxを使わないかというとそんな事はなく、あらゆるWebサイトでAjaxプログラミングが必要とされており、たまたま得意な人間がそれにあたるというスタイルでこなしているようです。
それでいいのだろうか?というのが私の疑問です。
一番最初に学んだプログラミング言語がJavaScriptで、以来常にJavaScriptコードを書いてきた私ですが、もっともっと仲間を増やしたいのです。
講座について ↑
受講対象者 | まだAjaxプログラミングを本格的に作成したことがない方が、系統立てて学習するのに最適な講座です。 反復処理(for文)や分岐処理(if-else文)などのプログラミング言語共通の処理を理解されている方であれば、どなたでも参加可能です。JavaScript言語の文法から学びますので、JavaScriptが全く初めての方も大歓迎です。 |
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受講回数 | 1回2時間半、全4回の講座でAjaxの基本を学びます。 |
開催人数 | 3人~ |
費用 | 39,000円(1人あたり。税込み) |
研修場所 | オンサイト、その他ご相談に応じます(東京都内)。 |
講義形式 | ブラウザ(Google Chrome or Firefox)を使い、一つ一つ例題を実行しながらの実践的な講義形式ですので、短期間のコースながらも数多くのコーディングや実装方式を学ぶことが出来ます。 |
カリキュラム ↑
全4回の講座は次の流れで進みます。
1回目 | 導入、JavaScript基礎 |
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2回目 | JavaScript基礎、Ajax分類 |
3回目 | Ajax技術基礎 |
4回目 | Ajax技術基礎、開発演習 |
専用のテキスト教材(130ページ)を用いて学習します。テキストの構成は次のようになっています。
- 第 1 章 導入
- 1.1 Ajax とは
- 1.2 学ぶべき知識
- 1.3 Ajaxの簡単な例
- 第 2 章 開発環境の準備
- 2.1 開発環境
- 2.2 Ajax開発におけるデバッグ方法
- 第 3 章 JavaScript基礎
- 3.1 JavaScriptのはじめ方
- 3.2 変数とデータ型
- 3.3 配列
- 3.4 演算子
- 3.5 制御文
- 3.6 関数
- 3.7 オブジェクト
- 第 4 章 Ajax分類
- 4.1 リクエストの方法
- 4.2 リクエストのタイミング
- 4.3 データの形式
- 4.4 レスポンスのタイミング
- 4.5 データの保存
- 4.6 HTML出力
- 第 5 章 Ajax技術基礎
- 5.1 DOM
- 5.2 イベント
- 5.3 フォーム
- 5.4 タイマー
- 5.5 画面効果
- 5.6 HTTP リクエスト
- 5.7 クロージャ
- 5.8 jQuery
- 第 6 章 開発演習
- 6.1 フォームチェックアプリケーションの開発
何を学ぶべきか、何を選ぶべきか ↑
開発の現場に共通する悩みの一つに、「何を学ぶべきか」というものがあります。
毎月のように新技術が立ち現れては、いつの間にか無くなっている技術も多くあります。そのすべてをカバーすることは誰にとっても無理な問題で、また無意味なことといえます。
新しい技術が一般的な技術として定着してくると、その技術を使うときに何らかの選択肢が生まれます。A社のプロダクトを採用するか、オープンソースのBを採用するか、そのようなソリューションやツールの選定を迫られるため、「何を選ぶべきか」という悩みも生まれます。
誰だって、なるべく長持ちする技術やソリューションを学びたい、選びたいと思うはずです
2011年現在において、もっとも将来を有望視されているのはAdobe社のFlashと、W3CのHTML5の2つでしょう。この2つはプロプライエタリ vs オープンソースの代表格とも言えます。
それではAjaxはどうなのかというと、HTML5はAjaxとあわせて使うことで初めて効果的な技術となります。これからAjaxプログラミングを学ぼうという人は、HTML5を潜在的/顕在的に学びたいと感じていたり、Flashにはない魅力を感じている人でしょう。
JavaScriptは1995年の登場以降、多くのプラットフォームで動きつづけ、言語の中ではかなりの古株となりつつあります。それでもなぜか、そのコードはフレッシュな印象を与えてくれます。
それはおそらく、オブジェクト指向言語でありながら、関数型言語としての側面もあるためではないでしょうか。
関数型言語であることは、現在のWebページが求めているインターフェースごとに定義された動的処理の実現への大きなアドバンテージを表します。
Ajaxプログラミングは、ブラウザで表示するためのHTMLの要素全てにアクセスでき、動きを設定し、デザインすることができます。
ブラウザがHTMLを選び続ける限り、Ajaxプログラミング=JavaScriptプログラミングが無くなることはないでしょう。
今、学ぶべきは、Ajaxプログラミングです。
講師について ↑
堺聡(1977年2月1日生まれ)
料理人を目指して1年間の渡仏後、パティシエを目指して上京。そこで何故かプログラミング開発の楽しさに魅せられ(もちろんJavaScript)、2001年にWeb系の開発会社へ入社。
2006年に独立し、以来フリーランスでの開発やプログラミングの講師(主にJava)を行っています。
業務アプリケーションや趣味アプリでのAjaxプログラミング開発も多数携わっています。
2011/10/15 at 5:36 PM
[…] りますが、あえてリリースしたのはLucで開催している「Ajaxプログラミング講座」のためです。 […]